第20話 文明 

「おーい。名前が決まったぞ!」

 ハル達が声をかけてきた。

〈群れのみんなの名前も付けたの?

「ええ。つけましたわ。とってもいいものを。」

「儂らが考えたお主の名前もきっと気にいるぞ。」

〈おお。気になる。どんなのにしてくれたの?

「よし、みんな俺の合図の後に一緒に言うぞ。」

「「「はーい」」」

「せーの。「「「メグル!」」」」

「…俺たちの名前に季節の名前つけてくれたから。」

〈…うんいい名前だと思う。みんなありがとう!メグル。この名前を大事にするよ。

(新しい加護が発動可能になりました。)

『加護魔法』

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・村の加護 必要なMP2

集団攻撃時の与ダメージが上がる

・文明の加護 必要なMP10

他の加護の効果を適用することができる

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 文明の加護って神の加護もいけるのかな。

(範囲を選んでください。)

 僕の仲間達に設定する。村の加護も発動しよう。

(範囲の選択が完了しました。加護を実行します)

 この万能感は、成功だ!文明の加護強すぎる。今は、MPを少し損しているけど、加護が強くなってきたらむしろ、得するようになる!

 文明になったらしい。でも、この文明を大きくするのが目的じゃなくて、この森を守ることが目的だから。ここから聖樹を守る戦いを進めていこう!

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