第17話 名づけ

(進化が完了しました。

HPが12増えました。

MPが16増えました。

力が6増えました。

魔が12増えました。

耐が12増えました。

『魔法書庫』がLV2になりました。

『強化魔法』が『加護魔法LV1』に変化しました

『加護魔法』がLV2になりました。)

(ピロン♪魔法書庫に新しい本が出現しました。)


 うわ、めっちゃ明るい。太陽が東の方にあるから朝か。これは日を跨いだ感じだ。

 あ、オオカミ君達と、他にも30体ぐらい動物がいる。でも、ちっちゃくなった?

〈おーい、オオカミ君!

「あぁ、あんた起きたか。いや、木に対して起きるっていう表現は違う気もする。とにかく仲間を集めてきたぞ。」

〈どれくらいいるの?

「俺たちオオカミが7、亀が11、狐が18、木人もくじんが5の計41だな。」

〈多いね!みんなに念話繋げたいから、知らせて、集めてくれる?

「了解だ。」

(『無属性魔法』がLV2になりました。)

 丁度上がった。範囲が広がるのかな?

「よし、伝えたぞ。」

〈ありがとう。じゃあ、みんな、聞こえる?

「「「聞こえるよー」」」

〈みんな元気よくありがとう。僕は、あれ、名前ないね。木だよ。よろしく。

「私もないけど私たちは狐よ。火魔法が得意よ。」

「儂等は、かめじゃ。水魔法が使えるわい。」

「俺たちは木人だ。魔法というよりは物理が強い。よろしく。」

「俺たちオオカミにもねえな。でも、考えたことなかったぜ。」

〈そうなのか、ならまずは、名前をつけない?そうだね、群れを引き連れているリーダー格には僕が名前をつけて、群れの子達はその群れの中でつけるっていうのはどう?僕がつけた名前が参考になるかなと思ったんだけど。

「オオカミは賛成するぜ。」

「私たち狐もいいわ。」

「儂等亀も良いかの。」

「俺たち木人も良い。」

〈じゃあ決定っていうことで、

オオカミ君は、ハル

亀君は、ナツ

狐君は、アキ

木人君は、フユっていうのはどう?

「「「いいと思います」」」

「あんたの名前はあちらで考えさせてもらっていいか。」

「私もハルの意見と同じね。いいかしら。」

〈うん、頼むよ。とびきりいいものを。

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