第11話 作戦
「で、作戦とはどういうことだい?」
〈数が多いけどあまり増えてない感じであってる?
「増えているようには感じないから、多分そうだと思うけど、時期に増えるんじゃないか。」
〈だったら、増える前に各個撃破すれば、数が減るはずだ。なら、まず壁を魔法で作る。そして、狭くなったところで君たちオオカミが1体ずつ倒す。学習して入ってこなくなったら、僕が魔法で攻撃して誘導する。それの繰り返しをすればかなり減るはずだから、減ったところで一気に君たちに突撃してもらって、殲滅する。これが今考えている作戦なんだけど。どうかな。
「俺たちに聞いた限りだと危険が少なそうだったから、一度試させてもらってから、良かったら本格に参加させてもらおうか。」
〈君たちが危なくなったら逃げてもらって構わないから。僕は、森の中にある木だから、バレないだろうから。
「おう。心遣い感謝する。壁は土魔法とか樹魔法で作るのか?」
〈 あ、そういう魔法もあるのか。両方使えば、かなり硬くなるかな。
「おい、使えねぇのかよ。聖樹様が枯れるまでに間に合うのか?」
〈 大丈夫。すぐにできるようになるはずだから。
「いやいや、魔法使えるようになるには、俺の場合かなり時間がかかったから、魔法の才能があっても1週間はかかるだろ。」
〈いやいや、大丈夫大丈夫。今多分できるよ。
「今!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます