奥山の怪異への応援コメント
いやいや、実に手慣れた文章でいらっしゃいますね。
どんでん返しと言うほどの大きな揺れはありませんけれども、あららへこちらへと不安定な方向をほのめかして、その都度ベストエンドへと近づけていく語りっぷりがユニークです。
終わってみればすべてをすっきり説明し尽くしている、そのまとめ方にも舌を巻きました。
長編の構想を短編サイズに圧縮して、最低限のストーリー部分だけで強いインパクトの物語を読ませるタイプのマンガを時々青年誌なんかで見ることがありますけれど、そんな感じの短編だと思いました。あるいはこのまま長編化もお考えでしょうか? ここで閉じておくのが華、という考えもあるでしょうし、これだけポテンシャルが高い設定だと、私だったらさんざん迷いそうです。
他ではあまり見ない語りの妙を楽しませていただきました。ありがとうございます。
作者からの返信
湾多珠巳さま、コメントありがとうございます。
>文章
めちゃ嬉しいです^^!!
書くときの基本は短文だし、ネットでは読みやすい言葉遣いが好まれるので、好き嫌いわかれるだろうなぁ。でも、雰囲気的にこっちだよなぁと、あえてあの感じで書いたので(*^O^*)。
(あ、でも、マジな時代物ほど考証できてないので、なんちゃってですが)
>~マンガを時々青年誌なんかで見る
おぉ! 頭に浮かんでたイメージがまさに青年漫画でした^^。
最低限なのは、最初に投稿した先の募集要項が4000文字以内だったため、削れる限り削ったからかもです。あと、自分がせっかちなので、ゆっくり魅せるよりさくさく進めてしまうという。。。
だから、見え見えのじれじれ展開を書ける方、皮肉ではなく、心から尊敬しております!
>長編化
なやましいです。
おおまかな話の流れと最終的な落としどころは決まってはいます。
ただ、湾多さまのご推察通り、これと同じ濃さを保てるかが微妙で><。
いつか書けたらいいなぁ。
奥山の怪異への応援コメント
序盤に「山越やまごえ」となっている所があります。
ここはもしやフリガナをふろうとして失敗した箇所なのでは?
かつて人であった者が、人非ざる者へとなってしまった悲しさや雰囲気が良く出ていました。また主人公の持つ力も明らかに人知を超えたものであり、神の領域に足を踏み入れているのが明らかなので、女の怪異の心境に通じるものがあったのではないかと感じました。
短編ながらキャラクターの個性もしっかり描けている所が素晴らしかったですね。
堪能させて頂きました。
作者からの返信
一矢射的さま、コメントありがとうございます!
まずは、山越え! まさにまさにです!
さっそく訂正しました。ご指摘ありがとうございます。助かりましたm(_ _)m。
そして、心強いコメント&レビューありがとうございます!!
雰囲気でてて良かった~。
時代ものにしたくて、(私にしては)難しい言い回しが多く、読み直すほどに、私がだんだんよくわからなくなってきてハラハラでした。
(言葉の意味が、自分が思い込んでいたのと正式なのとで微妙に違っていて、ひぃいい、とか。長い一文書くの楽しいけど、主語と述語がずれてるぅうとか、読み直すたびに修正箇所が><)
丁寧に読み込んでいただけて本当に嬉しいです!
伝わってほっとしました。
書いてて私も楽しかったです^^。
ご愛読ありがとうございました!
奥山の怪異への応援コメント
無音の塊が耳奥いっぱいに詰まったようにうわんとして
この一文が特に良いなと思いました。
世界観もとてもうつくしいと思いました。
作者からの返信
青丹よしお様、コメントありがとうございます。
嬉しいです*^^*!
こだわって書いたかいがあります!
>うわん
たまに車に乗った瞬間、耳がそんな感じになって、接続が途絶えた気持ち?になるので、かなり実感のこもっている部分でした。