第5話 幼稚園デビュー。
あれから、少し経って俺は3歳となり、幼稚園に通うことになった。
「憂鬱だなぁ〜‥‥。」
過去の俺の幼稚園デビューは最悪なものだった。
例えば、
両親は仲が悪いことを隠そうとはしなかった。
だから、周りの大人達はなんとなく悟って、遠巻きに見ていた。
子供達も不気味に思ったのか、俺に話しかけることはなかった。
まさに、負の連鎖だ。
そして、そのことが、よく分かっていなかった当時の俺には、何をどうすれば良いのかも分からなかった。
「あれは辛かったなぁ。」
いつも、両親が仲良くなく、1人だったから、なんとか、仲の良い友達を作ろうと思っていたら、
まさかの皆んな離れていくんだから。
「今回もそんな感じかなぁ‥‥。」
当たり前だ。
浮気パンツを隠したりはしたりなどの証拠隠滅はしていたが、それ以外に何か出来ていたわけではない。
「時間が短いんだよ‥‥。」
正直、なんとかしようと思った2歳頃から、1年と少しでは、何も出来なかった。
「はぁ〜、もう、ホント
面倒臭い夫婦だなぁ‥‥。」
離婚なんて、夫婦間では良くても、
子供には、メリットなんて一つもない、不幸に過ぎないことだってあるんだ。
そう思っていたら、
「玲司〜!着て行く服どうしよっかぁ〜!」
という、母さんの元気な声と
「玲司〜、入園式が終わった後、何を食べようか?」
という、父さんの優しそうな声が聞こえた。
一体、どうしたんだ???
「え、う〜んと〜、このスーツ?とハンバーグがいい!」
とりあえず、適当に返事をしたが、本当にどうなっているんだ!?
俺は特に何も‥‥。
それでも、俺の人生が少しずつ変わり始めているのか‥‥?
今回、短くてスミマセン!
次回はもう少し、長くします!
是非、コメントも頂けたら幸いです!
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