(359)チャンス
建物の屋根や壁は、居住者を風雨から守る為に必要な要素だ。
特に「屋根がある」と聞くと、何だか「守られてる」という感じがする訳だ。
しかし、「壁がある」と聞くと、何故か「障壁があり、思うように進めない」みたいなイメージが湧くのは僕だけだろうか。
最近、政治の世界では「103万の壁」やら「106万の壁」やら、やたらと「壁」にフォーカスしている気がしているのだが、この壁って、誰が作った壁なんだ?
ユーチューブなどでは「財務省が作った壁だ」なんて言ってる人も居るが、つまり、それを許してきた政治家と、その政治家に投票してきた国民が居るから官僚が暴走している訳で。
暴走した官僚や政治家が作ってきた「壁」はいくつもあるが、103万の壁や106万の壁の他にも「消費税を減税出来ない」と思い込んでいる人々の「心の壁」を破壊しなければ、どうにもならない気がするな。
これまでの政治は、自民党が一強すぎて、何でも自民党が数の力でおし通してきたが、国民が衆院選挙で自民党を過半数割れさせた事で、政界は大きく揺らいでいる。
実際のところ、たったこれだけで政界は揺らぐのだ。
自民党以外が過半数を取る必要は無く、ただ、自民党に過半数を取らせないだけで良かったという事だ。
これで、キャスティングボートを握る野党の政策案を実現せざるを得ない状況になった訳で。
国民が選挙によって政治を変える事が出来る事を知れた今回の衆院選。
これで政界を大きく揺らす事が出来たし、国民が政治に興味を持ち始めた。
次は来年の参院選なのか、はたまた石破政権が不信任案によって再び解散に追い込まれ、先に衆院選が行われるのかは分からないが、少なくとも1年以内に1つ以上の選挙の可能性がある。
これは、政治を国民の手に取り戻すチャンスが目の前にあるという事だ。
少数野党はここで躍進して欲しいし、国民にはこの機会に政治をもっと知って欲しい。
もしかしたら二度と来ない様な最大のチャンスが今、手の届くところにあるのだ。
このチャンスを、次回の選挙に最大限活かせる様にと心から願う、そんな今日の僕なのであります。
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