(328)ダラダラ
今日はまる一日、外出もせずに自宅でダラダラと過ごす事に。
普段洗濯していない座椅子のクッションを洗濯してみたりもしたものの、他の時間はダラダラしていた訳で。
久々にこんなにダラダラしたなぁとも思えるが、そもそもこの「ダラダラ」ってどういう擬音なんだろうか。
大量の汗をかく時も「汗がダラダラと流れる」みたいに表現すると思うのだが、「ダラダラしている状態」というのは、どこからそういう音が出ているという表現なのだろうか。
酷暑の都内で、じんわりと汗をかいてはいるものの、ダラダラ汗が流れるという感じではないし、クーラーの効いた部屋で座椅子に座って動画を見ているだけの状態を「ダラダラ」と表現するには、どの部分をクローズアップすれば理解できるのだろうか。
ダランとした状態が続く事をダラダラするという風に解釈するのが一般的な気もするが、そもそも「ダランとした状態」というのは、何が「ダラン」なのかも僕には分からない訳で。
身体の力が抜けて、腕がブランとしている状態なのは確かだが、ダランとしているのとブランとしているのはどう違うのだろうか。
そもそも擬音かどうかも疑わしくなってくる訳だが、ともあれ、そんな事を考えるくらいの余裕がある程には時間を持て余していた一日だったのは確かだ。
お金持ちではない僕は、節約の為にも自宅に居た訳だが、おかげで今日の僕は「時間持ち」にはなれた気がするし、このダラダラというのは、もしかしたら「時間の豊かさ」を表す言葉なのかも知れないとさえ思えて来るな。
できればダラダラという言葉がポジティブな意味であってくれたなら、今日という一日を有意義に過ごせたと思えるかもしれないのも事実な訳で。
という訳で、そんなダラダラを寝る時間まで精一杯楽しんでみようと、そんな事を思う今日の僕なのであります。
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