(310)牛乳

 僕は牛乳が飲めない。


 味もそうだが、あの喉越しと匂いが苦手だったりする。


 では「乳製品」が全て駄目かといえばそうではなく、チーズやヨーグルトなどはむしろ好きだったりもする。


 カルボナーラとかも好物だし、牛乳を「調味料」として使うのはむしろ好きな方だ。


 でも、そのまま牛乳を飲むのだけは無理で、もしも飲んだら気持ち悪くなって動けなくなってしまう訳だ。


 しかし、この牛乳というのは本当に不思議だ。


 だって、雌牛が子牛に飲ませる為に作ったミルクを、人間が飲んでいるんだから。


 しかも、子供が飲むならともかく、大人になってもみんなが飲んでるのだから不思議でならない。


 加工食品は数知れず。


 ソフトクリームが大好きな僕は、牛乳の無い世の中なんて考えられない訳で。


 乳牛をこの世に存在させてくれた神様に感謝だな。


 牛乳そのままだと飲めない僕が、こんなに牛乳愛を語るのも変だとは思うんだけどね。


 さて、そんな老若男女関係なく飲んでいる牛乳だが、物語の中で牛乳がでてくると、何故か「子供の飲み物」みたいな印象を受けるのは僕だけだろうか?


 僕が中学生以降牛乳を飲まなくなったからかも知れないが、小説の中で牛乳をグビグビ飲んでいる登場人物をイメージすると、浮かんでくるのは「子供」だったり「親子」の姿だ。


 老若男女問わず飲まれているにも関わらず、学校給食で飲んでいた記憶のせいか、何故か「子供に飲み物」という印象を、小説の中では感じてしまう。


 これは一体どういう現象なのだろうか。


 スーパーなどで牛乳を目にしても、ぜんぜん子供の飲み物だなんて思わないのに、小説な漫画の中だと、何故か子供っぽく感じてしまう訳で。


 小説の中でお酒やコーヒーを飲めば大人っぽい感じなのに、牛乳を飲むシーンに限って違和感を感じるのは、本当に謎だ。


 誰か大人っぽく牛乳を飲むシーンを書いている方がいれば、作品を読ませて頂ければと願う、今日の僕なのであります。


 もしもカッコいい牛乳の飲み方を描写して、僕が本当に牛乳を飲める様になったりしたら、それはそれで僕がカルシウムを摂取できる事にもなると思うので、どうか宜しくお願いします(笑)

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