(270)エイプリルフール
今日はエイプリルフールだ。
日本語訳すると「4月のバカ」といったところか。
エイプリルフールの起源については知らないが、僕が子供の頃から「エイプリルフールは嘘をついてもいい日」だと聞かされてきた。
なので、子供の頃の僕は「エイプリルフール以外の日は、みんな正直者なのだろう」と思っていたという、ピュアな一面があった訳だ。
が、今の現実社会はどうだろうか。
あちこちで当たり前の様に嘘がはびこり、自民党などは「毎日がエイプリルフールなのでは」と疑いたくなる始末。
テレビニュースも信用出来なくなっているし、もはや「正直者がバカを見る」というのが現実になっている状態な訳で。
そんな中でも「小さな嘘」なら大した問題は無い。
誰でも小さな嘘はつくだろうし、おかげで他人の嘘を見抜く事も出来るからだ。
しかし、人々は「大きな嘘」には簡単に騙される。
何故ならみんな「大きな嘘は、怖くてつけないから」だ。
そんな我々庶民は、いつの時代も昔から「大きな嘘」に騙されてきた。
嘘をつくのが「政府」だったり「有名企業」だったりすると、更に騙され易くなる。
今の自民党は「裏金疑惑」に対して、小さな嘘を沢山ついている。
なので国民は見抜くし、怒りを爆発させているのもこのためだ。
が、もし今の政府が裏で、「もっと大きな嘘」をついているとしたらどうだろう。
我々庶民は今、その嘘に騙されてはいないだろうか。
ちなみに僕は騙されていた。
昨年始まった「インボイス制度」などは良い例だ。
この制度によって、課税事業者である僕にまで大きな影響が及ぶなんて思っても見なかったからだ。
政府の話では「課税事業者には影響が無い」という話だった筈だ。
しかし現実は、毎月の帳簿付けは煩雑になったし、廃業した商店もあったし、取引先は減った。
内職をお願いしていたインボイス未登録の個人事業主には仕事を出せなくなったし、経費で食事が出来る飲食店も減った。
何なんだ、この地獄は?
この現実こそが「エイプリルフールの嘘であって欲しい」とさえ思えてならない。
ほんと、早く自民党が崩壊してくれないものかと、最近の僕は強く願ってしまうのです。
…早く、みんなが幸せになれる社会のなって欲しいものですね。
心から、そう思います。
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