(254)老眼鏡
仕事の時も執筆の時も、とにかく小さな字が見えずに苦労していた僕だが、それでも裸眼で過ごす事で「いつか視力が回復するかも知れないし」思っていた訳だが、とうとう老眼鏡を購入した。
スマホ画面の文字を読むのが本当にしんどくなって来たからだ。
で、「+1.0」と書かれた老眼鏡を購入したのだが、売り場の目安の欄を見ると、どうやら「+1.0」というのは「40〜45歳位」の人に向けて作られている様だ。
なるほど。
五十路になって老眼に悩まされていた僕の眼は、実はまだ40代の視力だったという事か。
不思議なもので、歳を重ねるごとに「いつまでも若々しくいたい」と思う様になる訳だが、僕は意外にも平均よりも老眼の進行は遅い様だ。
ふむふむ。
体重計に乗ると「肉体年齢は52歳」と表示されるので、実年齢よりも肉体が衰えているのだと思っていたが、視力はどうやらピチピチの40代だったんだな。
40代を「ピチピチじゃないだろ!」と突っ込みたい気持ちは分かるが、「いやいや、40代はまだまだピチピチだよ」と言いたくなる程に、50代になると身体のあちこちが、急激に衰えていく訳で。
で、老眼鏡をかけてみて、今もスマホで執筆している訳だが…
凄いね、老眼鏡って。
めちゃくちゃ良く見えるね。
これまでボヤケて見えなかった文字が、ハッキリくっきり見えるんだね。
心なしか、身体も少し若返る気さえしてくるから不思議だな。
そんな訳で、これからの執筆や読書の際は、迷わず老眼鏡のお世話になろうと思う、今日の僕なのであります。
どうか同じ悩みをお持ちの方は、100均とかではなく、せめて1000円くらいの老眼鏡を試してみて下さいまし。
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