(212)波乱の年明け
2024年の元旦に北陸地方を襲った大地震。
かと思えば翌日には羽田空港で航空機が炎上するという事故まで発生し、さらに1月3日には北九州市で大規模な火災が起きたというニュースで流れていた。
正月の三が日をこんなニュースで埋められていた我々庶民は、そうしたニュースを見ながら「被害に遭った人が無事であります様に」と願っていたのではと思う訳だ。
僕もそうした事を思う1人ではあるのだが、頭の片隅で「どこかでショックドクトリンが起きていないか?」とも考える訳だ。
ショックドクトリンとは、何らかのショッキングな出来事が起こって、人々が放心状態の時に、裏で一部の者にとって都合の良い事を推し進める事を言う訳だが、もしこのタイミングで起こるショックドクトリンがあるとすれば、それは一体何なんだろうか?
例えば「憲法改正」だったり、「スマートシティ構想の推進」だったり、はたまた「自民党の裏金疑惑関連の何か」だったり…
考え出せば色々あり過ぎてキリが無いが、政治を信用出来ない今の時代、そうした事まで考えなければならないのも事実な訳だ。
SNSでは「人工地震」を疑う声もある様だが、今回の地震が人工かどうかなんて僕にとってはどうでも良い事だ。
もちろん、人工的に地震を起こす事が可能である事は知っている。
学生時代にテレビニュースでも「人工地震の震度が想定より大きくて新幹線のダイヤに影響があった」なんてのがあったからだ。
地盤調査などで人工的に地震を起こす事は、何も陰謀論でも何でも無く、普通の事だ。
ただ、今回の地震が仮に人工地震なら、それを行った組織や国家に対して制裁が必要になる訳で、もしその国家がアメリカやロシアだった場合、日本がどうこう出来るレベルの話では無いからだ。
出来ない事を議論しても仕方が無い訳で、ならば「何が出来るか」を考えた方が有意義な訳で。
とはいえこうも事件が続くと、「何から手を付けて良いのやら」となる訳で。
となると、「政府が何とかしてくれよ」となる訳で、
ところが「政府の動きがイマイチ良くない様に思える」のも事実な訳で。
しかも政権与党は「裏金まみれの自民党」な訳で。
「期待が出来ない」故に「希望が持てない」上に「自分ではどうにも出来ない」となると、間もなく正月が明けて日常生活に追われる我々庶民は、「自分の事だけでいっぱいいっぱいだから」と、もう考える事を辞めてしまう事だろう。
ここに1月の国会で「更に増税」「緊急事態条項」などが決められたりしたら…
もうね、2024年に希望を持てる国民が居なくなるのではと思えてならない訳ですよ。
願わくば、波乱の年明けを乗り越えて、希望のある1年にしたいと、心から願うばかりなのであります。
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