僕の30年の日記、魔王に見られ、涙する
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第1話 カメラが・・・
[この世界は変だ。]
僕は日本から来た。偶然だろうか?必然だろうか?元の職業は写真家だ。けど三流だ。よく、上司に仕事が遅いと怒られた。でも、その上司のおかけで、自分の望む写真が撮れるようになった。
僕の夢は戦場カメラマンになることだ。その為に、高校を卒業後、写真家として働きにでた。お金を貯めて、海外にいって、そして、今の世界を沢山の人に伝えられたら・・・・
俺は死んだのか?どうやって死んだのか?死んだ理由は・・・おそらく・・・・・
きづいた時には、誰かと話していた。美しい、可愛らしい女性の方が、僕のお尻を・・・
お尻?え?は?
どうやら僕は赤ん坊らしい。
5年後
この世界で、僕の名前は[長瀬 アヤメ]というらしい。
この世界は日本語なのかな?良く分からないが・・・・・字もようやく書けるようになった。写真家の僕が最初にきづいたことは主に3つある、この世界は美しい。自然が身近である。そして、魔法がある。
僕は選ばれたんだ、この世界に、きっと・・・・・・この背景、この景色見たことがない。カメラで写せれば、、、、、、
待ってこの世界にカメラはあるのか?まだまだ、知らないことだらけだ。
いきなりカメラなんて言ったら驚くだろう、、
「お父さん、えーっと、なんか、あの景色、写せるものある?」
僕の父は本が好きらしい。いつも、本を読んでいる。見た目は、細すぎず、ふと過ぎず、運動はそこまで得意じゃない、質素な人だ。
「あーあ、あるよ、!何か、いらない紙はある?」
紙?どうしてだ?父は紙に手をのせて、
「<<describe:描く>>」
英語かよ!!!!!!!!!紙を見ると少しぼやけた絵がそこには描かれてあった。
「きれい」
「お父さんはこういう魔法の専門じゃないから、少しぼやけてるけど・・・・・・」
父は微笑んでいた。父親を始めてまだ、5年かー。いい父親だよーって息子、息子、俺。
「アヤメは将来なにかやりたいことはあるかい?」
「わかんない」
僕はまだまだ、この世界について全然知らない。多くを知ろう、これから。
母は今、病院にいる。安心しろ、病気じゃない。どうやら、僕に弟か妹ができるらしい。前世では一人っ子だったから、弟か妹ができるのは嬉しい。母は優しいし、美しい。元、写真家の僕が思うに絵になる人だ。
子供のうちにたくさんあまえておこうーっと。父はどうやって告白、結婚までいったのか?今度聞いてみよ・・・・
病院にいくと、父は母にあまえている。血が繋がっているからだろうか、僕も母にあまえている。そして、大きいお腹をなでながら、、
「アヤメちゃん、パパ大丈夫?、ご飯おいしい? 9時には寝てる?」
「ちゃんと寝てるし、食べてるよ」
母はにこりと笑った。
噓だが、・・・・・いつも、10時過ぎに寝てる、白米はおいしい<が>、おかずがまずい。でも、父はちゃんと怒ってくれるし、ちゃんと優しい。前世では、、ってあまり掘るのはよしておこう。第二の人生がはじまったんだ。話のネタは少しずつ書いていこう。
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「こいつは異世界からきたのか。」
「魔王さま、こいつ(長瀬 アヤメ)から他にもノート、写真があります。」
「そこ(机)に置いといてくれ」
”カメラ”、久しぶりに聞いた。
俺以外にもいたのか。
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