水曜、放課後トーヒコウ
A子
「今回紹介するのは、「水曜、放課後トーヒコウ」だ!」
(https://kakuyomu.jp/works/16816700428023308734)
Bくん
「放課後ってとこは、学生のお話ですか?」
A子
「主人公は女子高生で、友達も多い。勉強もある程度出来るようで、一見すると充実しているように見える」
Bくん
「てことは違うんですが?」
A子
「彼女の中では、友達=大切な存在とは限らないみたいだ。
少し息が詰まる時もあるようで、本音を出せない時もある。
一緒によくいる人たちだからといって、全てをさらけ出せるわけではないみたいなんだ」
Bくん
「まぁ、確かに。よく喋るからといって、、心から信頼してる存在かどうかは人によりそうですね」
A子
「そうかもしれないね。
友達の前で本音を押さえつけてしまう主人公にとって、唯一気を使わずにいられるのが、クラスメイトの仮野さんなんだ」
Bくん
「仮野さんとはどういう関係なんですか?」
A子
「ただ水曜日に放課後出かけるだけの関係。学校ではほとんど喋らないみたいだよ」
Bくん
「不思議ですね。そんな相手に、一番素を出せるなんて」
A子
「普段関わらないからこそ、外ゆきの自分とは違う部分で接することが出来るのかもしれない」
Bくん
「……なるほど」
A子
「この二人の距離感が独特でね。
主人公が仮野さんに対してどういう感情を抱いているのか。
逆に仮野さんが主人公をどう思っているのか。
友達ではないからこそ、この二人が互いのことをどう捉えているのか、を考察したくなるんだ」
Bくん
「明確に友人関係、恋人関係としてないからこそ、考察しがいがあるんですね。興味深いです」
A子
「そうだね。
そして、他にも2人の放課後を見たくなるような、読後感のある作品だったよ」
Bくん
「なるほど、読んでみまーす」
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