第3話 第一次修正

 さて、さっそく修正作業に取り掛かっていきますよ。

 まずは単語修正です。


 該当する『蛮族女王(以下略)』には男性器を「性器」と描写する箇所があります。

 それを『性器』ではなく『それ』と書き換えました。

 そして同様に登場人物が『イチモツ』と発言する描写もあります。

 この『イチモツ』のほうは残します。

 これは実験的試みでもあります。


 女性の体を表す乳房ちぶさという表現もありますが、乳房ちぶさは母の象徴でもあり、決して性的な意味だけではないと考えるのでこれも残します。


・肌に舌をわせる。→肌を味わう。

(舌をわせるという描写が生々しい)


・そして座ったまま彼の上にまたがると、ゆっくりと腰を沈めていった。

(「またがる」や「腰を沈めていった」が生々しいので「そしていよいよ彼と一つになった」に変更)


・彼のしりでながら → 彼のしりを見ながら

でるという描写が生々しいため)



 ……と、ここまで修正してみて大変なことに気付きました。

 この作品は性描写が散りばめられているため、修正にかなりの手間暇がかかります。

 ここまででまだ101話中9話の修正が終わったに過ぎません。


 そして他にも懸念けねんがあります。

 性描写のシーンをボカしてなるべく直接的な表現を避けることに苦心している僕ですが、「そもそも性描写のシーン自体がマズイので全カットで」と言われてしまうと作品の大幅修正を余儀なくされます。

 それはもう2日や3日では終わりません。


 うぅ……どうなるんだこの修正作業。

 心配になってきました。

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