番外短編その2
A子ちゃんの受難のこと
「授業参観のお知らせ……」
久谷英子は配られたプリントをぼんやりと眺めていた。
戦闘員A子と呼ばれた彼女には両親がいない。今は喫茶店ニルのマスター・大城零助とその義妹ヴィラベリートと暮らしている。端的に言うと、授業参観に来るような大人はいないのだ。
親が来ていないのを知ると、優しい人は気遣ってくれる。逆に『あれぇ、久谷さんのご両親はぁ?』みたいな絡み方をしてくるのも去年はいた。
憂鬱というほどではないが面倒な話だ。
それでも現状は恵まれていると思う。
英子にとっては、毎日の食事があるというだけで十分すぎるほどだった。
※ ※ ※
地球とは異なる次元、特権階級の住まう上層とそれ以外の庶民が住まう下層に別れた世界。
神霊工学の発達に支えられた社会では、下層といってもそれなりの生活はできる。
ただしその中でも恵まれない立場の人間はいるものだ。
下層の、さらに貧困地区の娘として英子は……エーコ・タウ・クーヤは生を受けた。
タウという守護名を与えてくれたのだから父も母も愛情は持っていたのだと思う。
しかし愛で腹は膨れない。貧しさから病に倒れた両親はほどなくして死んだ。
以後、エーコは路上で生ごみをあさる生活を余儀なくされる。
下層の格差は主に産業によって生まれてしまう。第一次産業が強い地区は、搾取する側の上層にとっても重要であるため行政が充実する。
反面、上層にとって価値が低ければ当然後回しにされる。
エーコが住んでいた地区は魔獣の発生率が高く、大した産業もなかった。結果捨て置かれ独特の自治を形成する、スラムに近い場所だった。
行政の機能レベルが低い状態で魔獣という災害に対応するため、自然と暴力を振るえる者が幅を利かせる。そうなると弱者は虐げられて然り。
上層にへこへこする下層の住民は、更に下の存在であるエーコをあざ笑う。
親もなく、まともに働けない子供。エーコは下層の貧困地区の、最底辺だと見下されていた。
ゴミ捨て場にあった、カビの生えた食べ物をかじり、道往く人々を眺めながらエーコは思う。
『……ちくしょう』
蔑む者も、これ見よがしに飯を食う者も、暇つぶしのように小突いてくる者も。
目線すら向けずに通り過ぎる者も、何もかもが苛立たしい。
なぜ、自分はここにいるのか。
親も親戚もいない。友人知人の類も。今では彼女の名を呼んでくれる者は誰もおらず、エーコは自分が何者であるかも忘れそうになっていた。
しかしある日を境に、彼女の運命は変わった。
正義の味方が助けてくれたのではない。
彼女の前には悪の組織が現れたのだ。
悪の組織“デルンケム”の首領セルレイザ。
彼は妖精を好事家に売り飛ばすことをシノギとしており、不幸な人間が多い貧困地区を狩場として利用していた。
そのついでとして、金をため込んでいる人身売買組織や詐欺集団を蹴散らして“お小遣い”を頂くという真似を頻繁にやっていた。
そしてエーコが住まう地区にはセルレイザの片腕とも呼ばれる男、ゼロス・クレイシアが姿を現した。
『全て掻っ攫え! 妖精が出てきたら生け捕りにしろ!』
ゼロスはまかり間違ってもヒーローと呼べるような存在ではなかった。
普通に暴力を振るい、貧困地区から金目の物を強奪しようとする。……後に知ったことだが、デルンケムは別に弱者を狙ったのではない。セルレイザの方針で貧困地区だろうが豊かな土地だろうが、果ては上層だろうがお構いなしで襲うらしい。
エーコは、彼らの暴虐を目の当たりにした。
だが恐いとは思わなかった。
むしろ彼女を虐げた者達に対して容赦しないゼロスに憧れすら抱いた。
路上生活者となってからも盗みなどの犯罪は一切やらなかった。
けれどその結果が飢えてカビの生えた食い物をかじる生活だ。
なら正道や良識にどれだけの価値がある。
エーコは目の前で平然と罪を犯すゼロスに近付き、必死に懇願する。
『どうか、私を。悪の組織の、下っ端にしてください』
突然の申し出にゼロスは戸惑いさえ見せなかった。
『ならば来るといい』
断られると思っていたから、むしろエーコの方が困惑してしまう。
本当にいいのかと問えば、平坦で冷たい声のままゼロスは吐き捨てた。
『踏み躙ってでも、欲しいものがあるのだろう。だから俺達は、悪の組織なんぞをやっている』
誰かを犠牲にしても得たいモノがあるのならついてこい。
ゼロスの言葉にエーコは一切迷わなかった。
自らを虐げた者達が作ったルールなどクソ喰らえだ。
『お前、名は?』
『エーコ……』
『そうか。俺も元々は孤児だった。セルレイザ様は出自に関わらず受け入れてくださる』
ゼロスは無雑作に、手を差し伸べてくれた。
『いくぞ、エーコ』
ああ、名前を呼んでもらえた。私はここにいると、認めて貰えた。
その時震えた心が発した熱は、きっと誰にも分からないだろう。
こうしてエーコ・タウ・クーヤは神霊結社デルンケムの戦闘員になった。
◆
あれから月日が流れ、エーコは日本に住む女子高校生・久谷英子として生活している。
神霊結社デルンケムでの立ち位置は統括幹部直属部隊の戦闘員。ゼロスの子分のようなものだったので、幹部の方々とも親しくさせてもらっていた。
基礎教育は受けていないが、ハルヴィエドが勉強を教えてくれた。
レティシアが女性としての身だしなみを整えてくれた。
レングだって事あるごとに土産を買ってきてくれた。
なによりゼロスは、公私にわたり面倒を見てくれた。彼は暴力を是とする悪人だが、エーコにとっては尊敬する人物だった。
だからこそ、彼の追放を機に組織から離脱した。
あそこでの暮らしは心地よかったがゼロスのいない基地にいたいとは思えなかった。
『君は、これから日本人・久谷英子として暮らす。喫茶店の店主・大城零助とは遠い親戚ということになっている。同居の理由付け程度にはなるし、いざという時に婚姻には問題ない程度の繋がりだ』
ハルヴィエドは組織を辞めるエーコに対して、日本での戸籍と当面の生活費、その上ゼロスとの繋がりまで準備してくれた。
エーコだけが特別なのではない。他の離脱者どころか、組織に残るアイナやサーヤ達にもいざという時のために偽の戸籍を用意しているらしい。
心底感謝しているが、無理をし過ぎている。離脱してハルヴィエドに負担をかけてしまう身で言えたことではないが、どうか体を労わってほしい。
『すまんな、ハル』
『いいえ、ゼロス様。いえ、アニキ。エーコを、守ってやってください』
『ああ。お前も、ヴィラを頼む』
『もちろんです。あなたの代わりにはなりませんが、私なりにやれることはやりますよ』
『あまり、無理はしないでくれよ、弟』
『そう言うのなら……いえ。ゼロス様とエーコのこれからの安寧を、祈っています』
最後の挨拶の時には、ゼロスとハルヴィエドはしっかりと抱擁をしていた。
この二人には同じ幹部というだけではない、絆のようなものがある。
それをエーコはほんの少しだけ羨ましく思った。
◆
「ねえ、久谷さんのところの親は?」
「ああ、と。ウチは来ないんだ」
そうして久谷英子として暮らし始め、それなりに時間が経った。
今では高校三年生になり、卒業後は調理師専門学校に通うつもりだ。
零助の喫茶店を手伝いたいし、いずれ妻となった時には愛する夫ともう一人の妻であるレティシアのために美味しい料理を作ってあげたかった。
そのためにもまずはしっかり卒業しようと英子は毎日学校に通う。
ただ、今日は学校が騒がしい。
根戸羅学園では一学期に授業参観が設定されている。生徒の親たちが学校に訪れるので、今日は普段とは少し雰囲気が違った。
クラスメイト達は楽しそうにしている者や嫌そうにしている者など反応それぞれ。どちらにしろ、親に授業風景を見られるのは恥ずかしいうようだ。
もっとも、両親のいない英子にはあまり関係がない。
去年も零助は来なかったし、気楽なものである。
……………と思っていたが、久谷英子は非常に追い詰められていた。
授業が始まる前、教室の後ろ側に保護者が入ってくる。それをぼんやり眺めていると、見知った顔がいたのだ。
しかも、複数である。
なぜ、ここに? 聞きに行こうとしたが授業が始まってしまいその機会は失われた。
ここに、高校三年生・久谷英子の参観日が幕を開ける。
ゼロス・クレイシア。
ハルヴィエド・カーム・セイン。
レティシア・ノルン・フローラム。
レング・ザン・ニエべ。
ミーニャ・ルオナ。
そして首領たるヴィラベリート・ディオス・クレイシア。
神霊結社デルンケムの首領及び幹部勢が見ている中で、授業がががが始まってしまったのである。
な ん で み ん な い る の ?
教室が物凄く騒めいている。
そりゃそうである。まず外見の圧が強すぎる。黒髪の男前・銀髪オッドアイ・二メートル越えマッチョ・金髪ウェーブのおっとり美女・銀髪赤目の美少女。
どこを見ても美形という意味の分からない仕様だ。
英子がちらりと後ろを見ると、ゼロスと目が合った。
「英子、見に来たぞ」
……授業参観が襲撃されました。
※ ※ ※
非現実的な状況に私は思う。
ゼロスさんが手を振っている。
ああ、かっこいい。でもそんなゼロスさんが私をまっすぐ見ているから、ひそひそと小声の会話が聞こえてきた。
『あの人、喫茶店のマスターだよね?』
『バイト先の店長が何で授業参観?』
『つか、イケメン過ぎる経営者と美人過ぎる秘書がいるんですが……』
『それよりヴィラちゃん? モデルのヴィラちゃんが何で教室に?』
なんでって、そんなものこっちが一番聞きたい。
去年はゼロスさんも来なかった。というのも、元居た次元には授業参観そのものがなかったからだ。
なので「行く必要あるか?」と問われ、「別に大丈夫ですよ」と返して話は終わった。
どうして今年は来たのか不思議でならない。
「済まねえ、エーコよ。まさかゼロス…ケ様が授業参観に行ってねえなんて……! 子供の成長を見られる得難い機会、授業参観。これを無視するなんて許されねえ行いだ……! 俺が前もって注意してりゃあ、去年の愚行も止められたってのに!」
元凶、いた。
愛妻家且つ子煩悩なレングさんからすると、授業参観に行かないという選択肢自体があり得なかったようだ。
でも私に両親はいない。だから代わりに組織の幹部がそろい踏み、ということらしい。
いえ、別に寂しい思いして無かったです。あと、子供じゃありません。
「英子、ファーイト」( ´∀`)bグッ!
何やってるんですかハルさん。
あなた今を時めく経営者様ですよね? なに気安くサムズアップしてるんですか。
クラスメイトが動揺してますよ。そりゃそうです、テレビとか雑誌に出てる有名人なんですから。
もっと自覚持ってくださいお願いします。
「英子ちゃん、応援してますよ~」
レティさんまで?
美人過ぎる秘書の登場にクラスの男子の色めき具合が半端ないです。
ハルさんと並んでるせいでもう黄色い声がひどい。
「お昼はみんなのお弁当用意してる、にゃ。英子の好きなアスパラのベーコン巻きとささみチーズフライも入ってる」
ミーニャさん、あなたこの学校の一年生ですよね?
授業参観当日ですよ? 何でここにいるの?
「一年生は二限目が授業参観だから問題ない、にゃ」
「勿論二限目は美衣那の保護者として私が参加するぞ。アニキ達も出る。担任の先生にも挨拶しておきたいしな」
「にゃー」
当たり前のように心読まないでもらえます?
……でも、ミーニャさん嬉しそう。猫耳ブラコン幹部です。
「ふふふ。まぁエーコの親分といえば私なのじゃ。授業参観に出るのも当然と言えよう」
ヴィラベリート様、違います。
確かに戦闘員にとって首領は絶対的な存在でしたが、親と親分の間にはかなりの隔たりがあります。
そもそも、今のあなたは中学生。このタイミングで首領としての責任感発揮したらダメですよ。
というか可憐すぎるヴィラベリート様が白のワンピースで保護者たちに交じっているのが違和感しかない。
男子、鼻の下伸ばしたらぶっ飛ばしますよ? 主にゼロスさんとハルさんが。
「ハル、準備はできているか?」
「もちろんです、アニキ。私が製作したカメラで鮮明に英子の勇姿を記録できます。特定の音声だけをクリアに録音できるので、英子の発言がざわめきに邪魔されることもありません。もちろんヴィラと美衣那の時にも使用する予定です」
「よし、さすがだ。撮影は頼んだ」
「任されました。アニキは、英子を勇気づけてやってください」
稀代の神霊工学者が作った撮影カメラなんて途方もない代物持って授業参観とか贅沢が過ぎる。
たぶん撮影怪人カメコリアンの技術とか使われてる。
ゼロスさんも止めてください。
「神ゴリラのスーツ姿、見慣れない、にゃ」
「とは言うが、見っとも無い格好じゃエーコに恥をかかせるからよ」
「いい心がけにゃ。褒美にお昼にはスペアリブの煮込みも用意してる」
「うおおぉ、最高だぜミーニャ! び、ビールが……欲しい……っ!」
そこを気遣ってくれるなら、他に注意する部分があったのではと考えてしまうのは私だけでしょうか。
あとミーニャさん、神ゴリラって何者ですか? レングさんには空秀錬という日本名が一応あります。
あ、生徒のお母様方がハルさんに声をかけてる。
話題の経営者様の授業参観に疑問を抱いたお母さま方が、私との関係性を根ほり葉ほりしてるようだ。無駄に距離が近いけど。
単なる興味か、社長代理さんだからお近づきになりたいのか。あるいは男性に対するアピールなのか。
なんにせよ、ハルさんの顔、酷薄そうに見えるけど絶対引いてる。
ぐいぐいくる女性苦手だからなぁ。そういう意味でも沙雪ちゃんは彼の好みなんだろう。
「え、英子との関係ですか? 将来、姉弟(きょうだい)になる予定です」
さらっと何を言ってるんですかハルさんいいぞもっとやれ。
今度はお父様方がレティさんに声を……かける前にゼロスさんが一睨みで終わらせました。
よかったですね、皆さん。その程度で済ませてもらって。
……というか、改めて見ると顔面偏差値の高さがひどすぎる。なんですか、顔面で学生たちの自尊心を蹂躙しに来たんですか?
「葉加瀬社長代理、私の時も授業参観来てくださいね?」
「もちろんだ。ヴィラの為ならいくらでも時間を割くよ」
「わぁい、やったぁ♡」
お し ご と モ ー ド や め て く だ さ い。
あの集団でもトップを張れるヴィラベリート様の美麗さを教室で振り撒かないで、本気で。
男子の中に卒倒しそうな人が出てきています。
ハルさんも甘々過ぎ。どんだけ首領に甘いんでしょうあの人。
「あー、俺達も、参加して、いいもんですか?」
「えーと、ヴィラちゃん。今さら、とは思うかもしれませんが……」
「なにを言っておる。私にとって、二人が大事な存在というのは変わらぬ。頑張っている今の私を、二人にも見てほしいのじゃ」
ヴィラちゃん切り替え早っ。言葉遣いも、過去のことも。
レングさんもレティさんも首領を見捨てた側だから、わだかまりはきっとある。
……私も、人のことは言えないけど。
「ヴィラ、美衣那。私は、最近できた巨大テーマパークに行ってみたい。泊りがけでスプラッシュしたりジェットなコースターとかを、財布を気にせずに遊び回りたい。二人はどうだろうか?」
「むしろメリーゴーランドでまったり攻めたい、にゃ」
「マスコットキャラのお家! なのじゃ!」
「では、会計はアニキ達持ち。園内で食べるキャラメルポップコーンは英子の担当だな。それでチャラなるかは、ヴィラの心持ち次第ということでどうだろうか?」
それをハルさんが力業でねじ伏せに来た。
経営者なんだからそれくらいのお金出せるだろうに。
この人、ヴィラベリート様に甘い。でもゼロスさんやレングさん、果ては私にまで甘いのだ。
そして問題は……ここ教室ですからね?
追放とか一連の騒動の解決をここでしないでください。視線が、視線が集まってるぅ。
「ありがとうな、ハル。じゃあみんな、そろそろ静かにしよう。英子の成長をしっかりこの目に焼き付けないと」
ゼロスさんがそう音頭をとるものだから、当然私にも視線が集まる。
すごい針の筵。
そのまま高校最後の授業参観が始まってしまった。
◆
……終わった。
謎の美男美女集団に見つめられたまま進む授業が、ようやく終わった。
クラスメイトと教師の好奇の目に晒されながらも英子は耐え切ったのだ。
「では、美衣那の教室に移動するか。確か、茜ちゃんも同じ教室だったか? ちょうどよかった」
「結城さんも? じゃあ俺も常連さんには報いないとな。ああ、英子。昼は一緒に食べような」
お昼はミーニャの手作りお弁当をみんなで食べるとのこと。
ハルヴィエドとゼロスが雑談をしながら教室を出ていく。他の幹部たちもそれに続いた。
次のターゲットが決まったらしい。……うん。茜ちゃんは頑張ってください。おそらく二年生の沙雪も同じような被害に遭うのだろう。
彼らがいなくなったことで、ようやく教室が静かになった。
……と、思っていたがすぐさま再び騒がしくなる。
男子A『く、久谷さん、ヴィラちゃんと知り合いなの? よかったら紹介を……』
女子B『いやいやいや、あれ葉加瀬晴彦じゃん。なんでいんの?』
男子C『姉弟って何!? 久谷もしかしてお嬢様なん!?』
猫耳M『零助さんを磔にした件について聞きたい、にゃ』
女子D『わ、私も喫茶店ニルで雇ってもらえたりとか』
興味深々なクラスメイトに囲まれてしまう。
隣の席の友達は驚きながらも、心配した様子で質問してきた。
「英子? え、なに? あの人たちとどういう関係なの?」
どういう関係と聞かれても正直返答に困る。
友達というには立場から年齢から色々なものが違いすぎるし、知人で済ませるほど距離は遠くない。
まだ妻にも成れてもおず、だけど親しいことは間違いない。
なので様々なものを考慮して、強いて言うのであれば。
「えーと。か、家族、なのかなぁ……?」
神霊結社デルンケムは、アットホームな悪の組織です。
◆
854:ハカセ
【恐怖】ワイ、猫耳とA子ちゃんの授業参観に行きフィオナたんのパッパとニアミスする
855:名無しの戦闘員
ついにか
856:名無しの戦闘員
悪の科学者でも意中の人のパッパは怖いねんな
857:名無しの戦闘員
あれ? フィオナちゃんのパッパって授業参観とか来るんだ?
地味にそんなイメージなかった
858:名無しの戦闘員
てか猫耳ちゃんはともかくなんでお前がA子ちゃんの授業参観出てんだよw
859:ハカセ
>857
いや、ワイとせくしーはこの日のために一日休みにしとってな
お昼を皆で一緒に食べた後は、放課後フィオナたんと待ち合わせて一緒に帰るつもりやった
で、そのタイミングで校門にお迎えの車(アポなし)が来て、そこにフィオナたんパッパが乗ってた、みたいな流れや
こっわ
>858
まあ家族みたいなもんやしね
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