隻眼の登山家 クロキンスキー(予約済)
「まだ負けたと決まったわけじゃねぇ。諦めた時が、本当の負けなんだ」
【名称】セルゲイ・クロキンスキー
【種族】人間
【性別】男性
【定住場所】エリア5-1:ウインタードリームカントリー
【強さ】★★★☆☆
【武器】極圧縮真空ライフル銃
風の魔術装置が組み込まれた複雑な機構のライフル銃。
火薬を必要とせず、発射時に音がしないが、一発撃つごとにリロードが必要になる。
【特殊能力】
極地登山の心得:
常人では登れないような山へ登るための知識と技量。
クオルト氷壁や王冠山脈など、極限の場所でも能力低下が抑えられる。(まったく低下しないわけではない)
ミランの魔弾:
ライフル銃内の術式機構の出力をさらに上昇させて狙撃することで、弾丸の軌道上が瞬間的に真空となり、場の天候や風向き、仕掛けなどの不確定要素をすべて無視して、狙った場所に命中させることができる。
なお、この攻撃に誘導能力はないので、あくまで狙った場所にしか飛ばない。
一回使うと術式機構が20分間使用不能になり、その間銃が撃てなくなる。
脱出用パラシュート:
高所から不意に落ちても、一回だけ携行パラシュートで安全に着地できる。
【容姿】
もっさり生えた立派な髭を持つ、筋骨隆々の大男。右目に眼帯をしているのが特徴的。
魔獣の毛皮でできた分厚い登山着を着こんでおり、いかにも山の男という雰囲気を醸し出している。
クロキンスキーは、元居た世界の山々を単身制覇し、物足りなくなったのでこの世界の山に挑戦しようとする筋金入りの登山家である。
この世界に来てからも、様々な山を踏破してきたが、魔獣と戦うための技術の必要性も実感し、環境に左右されにくい特製のライフル銃で、一撃必殺を狙う。
しかし、北エリアのクオルト氷壁と南西の王冠山脈並びにその周囲の高山は、プロである彼をもってしてもいまだに踏破できずにいる。
特にクオルト氷壁は、過去に5回、ほかの冒険者たちとともに登頂へ挑んだものの、いずれも失敗し、仲間を何人も失いながら逃げ帰っている。
3回目で凍傷により左手の小指を、4回目には怪我で右目を失い、最近では失敗続きのせいでほかの冒険者からの信頼も失いつつあるが、クロキンスキーはまだあきらめてはいない。
台詞候補
「俺は多くの栄誉を得たが、今はそれ以上のものを失っちまった」
「壁は高ければ高いほど、登りがいがあるってもんよ」
「死にそうなくらいきついところじゃねぇと、生きてるって実感できねぇんだ」
・メタ情報
山登りに特化した山男。戦いでは魔法の空気銃で援護してくれる。
異世界最強の登山家だが、さすがの彼もこの世界の頭おかしい山を登るのは難しいらしく、失敗が続いている。
それでも、彼の登山技術は貴重で、北壁や王冠山脈に足を踏み入れる際には心強い味方となってくれるはずだ。
技の方も、ちょうど出現する敵に対して有用なものになっている。
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