第22話

少し時間軸が戻る&舞台はアメリカです!



私のお兄ちゃんは世界一...いや宇宙一かっこよくて優しくて紳士的で礼儀正しくて.....神様だ。

「ふふふふふふ……やっぱりお兄ちゃんは世界一のお兄ちゃんだよ……ふふふふふふ」

そんな声が漏れてしまうぐらいにはお兄ちゃんLOVE....いわゆるブラザーコンプレックス、そう、ブラコンだ。

夢を追いかけるためにアメリカに来た...そのことに後悔はない........と言えば噓になるが....

こんな私の軽い自己紹介からしておこう。

中弓咲良...それが私の名前だ。

趣味はお兄ちゃんのことを考えることと歌やダンスのレッスン

特技はエアお兄ちゃんと触れ合うこと

中学二年の時にアメリカに行く決意をした私は自分決めたことなのにもかかわらず

お兄ちゃんと離れたくないと駄々をこねて飛行機の便を一本乗り遅れた。。。

そんな私だが小学生の時にはアイドルデビューしている。

最初はお姉ちゃんと出る予定だったがお姉ちゃんはお兄ちゃんと勉強のことしか頭にないようで私は一人でデビューした。

しかしデビューして一週間後には「1000年に一度の美少女」ということでニュースやSNSで有名になりアメリカに行く前は

日本の中で知らぬ人はいないといわれ、たくさんの女性、かたや男性からも熱烈なラブコールをもらったが

そのとき...いや私が生まれたときからお兄ちゃんが私の中で一番の存在となっていたのですべて断っていった。

そしてその後私はアメリカに飛び立った。

アメリカについた後はアイドルの原動力である歌唱力やダンスを磨くために専用のアカデミーに入り

はや四年....私はそのアカデミーのトップに立った。


※筆者には英語力など皆無なのですべてアメリカ英語は日本語に変換されている体でお願いします。

「ごきげんよう、咲良」

「ごきげんよう、キャサリン」

「咲良は配信って知ってる?」

「あ~配信ね、名前だけは知ってるわよ?」

「今、その界隈の中である人が世界中に旋風を巻き起こしてるのは知ってる?」

「ふ~ん、どんな人なの?」

「ヤバい....正直言って、この一言に尽きるわ....あの人の声は誰もまねできない....」

「そんなにすごい人なんだ...」

(まあお兄ちゃんの右に出るものは地球の地軸が90度回転しても現れないけどね♪)

「日本人なんだけど....咲良も日本人だしなんか知ってると思ったんだけどね...」

「そんなにすごい人なら一度見ておこうかしらね....どんな名前なの?」

「松杉の人っていうんだけど...」

「松杉の人....ね....了解、分かったわ」

「今度感想聞かせてね♪」

「ok....そしたら授業に行きましょうか!」

その日の夜、配信を見た、咲良に部屋からは奇妙な叫び声が聞こえたという...

そしてある日本語の歌が聞こえたところで何かが落ちる音がまたもや咲良の部屋から響き渡った....


どもども

作者のPです。

忘れ去られてしまったかもしれない浩二の妹の初登場回です!

ショッピングモールでボソッと店員が言ってましたが少し詳しくまとめてみました。

是非是非お楽しみください♪

ではでは

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