Episode.18


    抹茶ティーラテでお待ちのお客様、

        次お出しします



           お席の確保を願いしま~す



                メニューどうぞ^^



        「お待たせ~



          って」


      「あれ?横山くんは?」


「失礼な事言わないようにって」

「別のところで待機してる」


  「『別待機』って 笑」





  「って事は横山くん、失礼な事は考えてるんだね」


「ど、どうだろ 苦笑」



  「高橋くんがそういう反応するって事は…」



  「高橋くんはそれを既に聞いたって事でしょ^^」


「えっ!?」


  「当たった 笑」




  「んで横山くん、


   わたしの事なんて言ってたの?」


「えっ!?」


「それを俺に言わす? 苦笑」



  「安心して」



  「高橋くんの基準からしたら、

   どうかは分かんないけど」


  「『理美よりかは』器は大きいほうだから^^」



「・・・」



「松岡さんの事」


  「うん」


「「結構可愛いね」ってフント言ってた」


  「あれ?全然失礼じゃない 笑」



「んで俺が

「また高嶺の花に反応したか」って返したら」

「「上の下くらい」って返ってきた」


  「『上の下』 失笑」

  「ウケる 笑」


  「それだけ?」


「…うん」


  「なーんだ」


  「むしろ自分の容姿に関してはわたし、

  『中の上』って自己評価だから 笑」

  「全然ノープロブレム♪」



「松岡さんって歳は…」


  「こう見えても、『一応』現役合格してるから…


   まだ『19歳』の、お子ちゃまだよ^^」


「そっか」



  「『その割には』、

   考えがまともだとか思ってるでしょ」


「え!?」



「…んー、まぁ」


  「横山くん、どこで待機してるの?」


「近くのマック…」


  「超近い 爆笑」


  「横山くん呼んでいいよ」

  「それから色々話そ?」


「…あ、ああ」



  「んじゃ連絡してる間、飲みもん買ってくるよ」


「お、おう」





        ご注文お伺いします^^


    ソイラテのトールをディカフェでください


        かしこまりました^^

     そのほかのご注文はよろしいでしょうか

「・・・」

            はい


        マグカップと紙カップ、

       どちらでお出ししますか?


           あ、マグで^^


         ありがとうございます^^



「すっかり向こうのペースだ…」

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