第5話 呪われた紙

じゃあその拾う神僕がやってやるから

もうその才能忘れて捨てて死んでくれる?

だってこれ死ねって書いてあるノートだから

僕たち死ねって書かれているノート片手に

嫉妬して奪い取ってやろうと思ってるからね全部


全部奪い取るの全部、死ねなんて書くからじゃない

ムカつくから、嫉妬してるから

全部欲しい、全部欲しいって

そういうこと、そういうこと


君の苦悩は遠くから

隣の芝が青いとかの嫉妬

じゃあ私たちの嫉妬って何なのよ!


あなた何もしないでも衣食住全部そろってる

全部そろってるでしょ!

そう痛いとか言ってるけど

骨折の一つもしたことない?甘えんな


十分甘やかされてるでしょ

甘やかされたうえ嫉妬して

過去を回想し、夢を書き、綺麗でムカつく

なんだよこれ、なんで読みやすいの?これねえ

持って行く、貰う、絶対に!!


僕のにする

これ僕のにするから。

君に返さない。いーい?

死ねとか書いてあってもこれ僕のだから

絶対君に渡さない!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る