第8話 れんあい
見つめて欲しいな私の瞳
恋するヒトミは
いつも、君をこんなに見つめてるのに
どーして気付いてくれないの?
いつになったら気付いてくれるのかな?
ずっーと、こんなに見つめてるのに
知らんぷりするなんて
だから、私は悔しくて
ツンと澄ました顔で何でもない振りをする
何処行くの?
私も行きたいよ
お留守番だなんて、酷すぎない?
こんなに大好きなのに
置いてくなんて
ヤダヤダ!行かないで!
こうなったら、私だって
本を読んでいる時には
膝にちゃっかり座っちゃうんだから
それから
パソコンする時には
キーボードの上に覆い被さっちゃうよ
どうだ!まいったか?
うーん、意地悪してるのに全然平気そう
それなら
指を噛んじゃおっと
なのに、君が頭をポンポンするから
キュンとしてついつい許しちゃうなんて
あーぁ……ため息でちゃう
ズルいんだよね。
遠く遠く離れた場所に住む私
君の家の猫になった
元の猫ちゃんと入れ替わったの
だから、可愛がってネ!
ホントだよ!名前呼んでみて!
ほーらね。
ちゃんと返事したでしょ!?
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