第16話買い物

僕は今ペットショップに来ている。そしてなぜか一条さんも一緒に.....


「ねえこんなのはどうかしら?」


そういいつつ猫じゃらしを大量に持ってきた。

いやいやおかしいでしょその量は


「.....」


「な、なによ....べつに私が買うからいいでしょこのくらい」


なんか微笑ましいようななんというか.....


「いいえ僕がまとめて買いますよ。どうせお金は貯まっていく一方だったので」


「.....ふと思ったのだけどあなたのご両親って何をなさっているの?」


「僕の母と父は今頃どこかの国で取引でもしてるんじゃないかな」


「そう...なのね、申し訳ないことを聞いてしまったかしら」


「そんなことないよ気にしないで.....」


どうせ両親との思いでなんてほとんどないのだから。今更悲しさなんて感じるだけ無駄なんだ.......








♦♦♦

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