ひらがな好ハオ にゅあんすモンダイ

 今日は小春日和。ぽかぽか陽気。ぽかぽかだ。そうポカポカでは決してないのです。このちょっとしたニュアンスの違いが日本語の良いところであり曖昧なところなのだけれども。このような部分が逆にとても愛おしく思ったりします。


 ということで、今日は文章の柔らかさと硬さという、自分の中で処理しきれていないテーマで書いちゃいます。をい。


 ボクはなにも考えずに手癖で文章を書いていくと「だである調」になってしまうことが多いです。ボクの書いている内容は、小説にしろエッセイにしろゆるい感じではあるので、可能ならば「ですます調」のほうが合っているような気がするんだよね。


 この問題って深刻でお話の読みやすさにも繋がってきたりするので、いつも悩んでたりします。読みにくいってWEBコンテンツだと致命傷じゃないないですか?  ブラウザバックで瞬殺されちゃうから。


 ボクがひらがなでの表記が好きなのは、知らずにこのへんの柔らかな風合いが気にいってるんだろうなと思っています。


 また、なにかの本で読んだのだけれど、漢字の使用率が30から40パーセントをこえると、途端に読みにくく感じるそうで、ひらける漢字はなるべくひらがなでを意識しているのもあります。


「ヒラク」というのは校正用語で漢字をひらがなで書くということ。例えば概ね、大凡、其れなどは、ひらがなにとかね。おおむね、おおよそ、それ。とかにヒラクとすっきり柔らかでいいよね。


 また熟語がおおいと、カタク感じるというのもよく言われていることです。


「物語を紡ぎ出す技術を習得したい」

「お話をつくりだす術を身につけたい」

 おなじニュアンスだけど、読みやすさが違うのがわかる。格調高いような気がして、上みたいな感じで書きがちになるのでセルフツッコミをいれる毎日なのです。


 もちろんどちらの文章がどうというのはないのです。流石に学術書とかに下の方の書き方をチョイスするわけにもいかないしね。でも下の方だったら勉強しやすい気がするけれども。


 そんなこんなで、語尾とか使う漢字とかいっつも考えてるんだけど、そうゆうのを含めて読みやすいって言われる作風に憧れます。


 二郎風に言うなら、改行・ひらがなマシマシ、ルビ句読点マシ、漢字スクナメ。


 ボク的には10分ぐらいゆででちゃったうどんぐらい、ゆるゆるな文章でありたいなぁとは思うんだけど、それはそれでまた別のスキルが求められそうですね。



 今年も新語流行語大賞ノミネートが発表されてますよね。時流にのってる風を装ってタイトル付けてみたけど、なんか恥ずかしい。慣れない言葉をむりにつかうところによわいを感じてしまうよ。

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