気になる気になる
仕事場の休憩室では、食事をする人やひとときの会話を楽しむ人が多くいる。なかにはうたた寝をする人なんかも。
でもやっぱり一番多いのは、スマートフォンをいじっている人、かな? 最近では見慣れた光景だよね。
不思議なことにボクは、人がスマートフォンでなにを見ているのだろうかとか、なにしてるんだろうかというのはあまり気にならない。
でも、本を読んでいる人がいると、なにを読んでいるのか凄い気になるのだ。これは電車の中とかでもそうなんだけれども、スッゴイ気になる。
チラ見しちゃう。き、きもいぞ、ボク。病気かな?
本好きは少なからず自覚症状はあるのだけれども、これはちょっとダメなやつじゃなかろうか。
で、でも。言い訳をさせてもらえるならば。本を持ち歩く人はカバーをつけてることが多いのだ。
そう、秘密にされると気になるが加速するのだ。そうだなぁ、アレです。弁当を隠しながら食べられると、なに食ってるのかにゃ~ってなるやつ。ん? ならない?
ふふっ、だがくじけない。あのブックカバーいいなぁとか。あ、図書館の本だっ! とか。あの本屋さんの紙のブックカバーは見たことがないぞとか。たまにカバーなども全て外してまっぱ状態で読んでいる人もいたりするのも不思議だ。
どうやってページを繰っているのかなとか。肘ついて両手で保持しながら読んでいる人もいれば、意外とそこにある個性が面白いのだ。
どうもあれですね、本を読んでいるという行為全般に引き寄せられているようです。
ほかには、かばんの中に何冊の本を隠し持ってるのかな? とかも気になる。
ボクの場合だと、2冊から3冊をかばんに忍ばせている。これにはちゃんと理由があるのだ。
まず3冊入っていることは、そんなに多くはない。なぜならほかの2冊のどちらかが確実に読み終わると思うときに余計に持ち歩くから。
ではなぜ2冊は持って歩くのかというと、気分によってライトな内容のものと、重い内容でがっつり文章や楽しめるやつを選ぶためだ。
出先でも選択肢があると読書の充実度合いが違うのです、えっへん。
ちなみに、ちょっと病院や整体で診察というときは、手ぶらで1冊だけをハンドキャリーなんてときもあるにはある。
そういえば、仕事場や待合室で本を読んでいると、なにを読んでるんですか? とか、これって読んだことありますか? とか、そのブックカバー良いですね。とか話しかけられることが、まれにある。
むふーっ。気になってるのは私だけじゃない説を提唱して終わりとします。
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