本の陳列方法が好き
本屋さんに行ったことのある人なら誰でも見たことがある本の陳列。本屋さんなら本が並んでいるのは当たり前だろうというなかれ。
この陳列方法にも工夫があり何種類かのパターンがある。そこには本屋さんが今何を売りたいのか、あるいはなにが売れているのかといった状況を垣間見ることができる。
限られた店舗のスペースの中でいかに商品を手にとってもらえるかに繋がってくるので大事な要素だ。
僕はその陳列方法がおおむね三(+一)パターンくらいあると思っている。
列挙すると、
基本的に一般家庭の本棚で現実可能なのは棚差しと面陳(面陳列)。棚差しは一番一般的な背表紙が見えるあれ背差しともいうかな。
面陳は表紙が見えるように本棚にレイアウトする方法。自宅で簡単にちょっとカッコイイ本棚を演出できるし、テンションあがるので何冊かやってみると幸せ度が増すのでおすすめ。
平積みはアレです。ベストセラーや人気マンガの新刊とかでよく見る同じ本を重ねてミルフィーユ状にしてあるポピュラーな方法。二列にして表紙と裏表紙を付けてとか、上下巻セットで平積みとかアチチだよね。
複数箇所陳列は大きい書店とかでたまに見かけるもので、人気作とかをレジ前、島中、壁面、別フロアなど文字通り複数箇所に並べて、お祭り感マシマシにしている。
特殊陳列は先に説明したものも含めそれこそ例示すると多岐にわたってしまうのでざっと説明すると、ユーチューバーやティックトッカーとの動画を流しながらのコラボコーナーとか、雑誌社主催のサイン本フェアとか。
アニメ化連動でCDや映像、本、グッズなど関連商品を並べるものなんかもある。うどんの横にめんつゆと天かすなんかを並べて売ってるアレに近い印象だ。
変わったやつだと某『進撃〇巨人』のコミックを円筒の壁に見立てた特殊な積みかたをしてるやつとかを見た時は、変に感心してしまった記憶がある。
本だけを見るのではなくて、本屋さんのそうゆう工夫とか見たりしているとワクワクするので遊び心のある本屋さんを見かけると嬉しくなる。本で遊んじゃいけませんとも思うけど。それでも演出大事。
ちなみに僕は平積みの本はなんとなく上から三冊目ぐらいを手に取りたくなる。これにも色々と心理が働いてそうだ。
神経質な人ならそれこそ一冊一冊を吟味して手に取るだろうし、頓着しない人は上からひょいって取るだろう。三冊めくらいを取る僕はその中間あたりなのかな。
願わくば立ち読みされて開きぐせが付いてるやつは避けたいとは思うけどね。
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