あきれた目薬の素人

 花粉症とか乾燥とか、何かに付けて目薬を使うことは多い。ボクの場合はモニターを見つめていると目が乾いてくるので目薬は欠かせないアイテムだ。


 そんなボク(感覚派)の目薬のさし方を紹介しよう。あ、後述するけどコレは真似をしないで下さい(そんなヤツいないだろう) 容量用法を守ってね。


1.目薬を掲げ保持する。

 肘の角度とかは気にしない。


2.片手で目の下を抑え、目を開く。

 このとき、ビビリが入るのでほぼ白目で点眼薬の先端を見ない。


3.目の周りに落滴。

 うむ、いつも通りだな。うむ。


4.続いて点眼しようとするも失敗。

 目の周りに何滴かの薬液


5.なんとか周りに落ちたのを目に入れようと努力。

 周りから見たらきっとキモい動きをしているので描写は割愛。


6.その後、追い目薬で点眼成功

 一滴じゃ安心できないぜ!


7.目をパチパチする。

 もう、まぶたの速度はマッハを超えてるかも知れないぐらい。


8.おしまい

 長い戦いだったぜ。


 気になって目薬の上手いさし方を調べたら全部アウトだった。パチパチもだめなのかよ……呆れちゃうぐらいアウトだった。さすがに干支が何周か回ったぐらいやらかしてたら凹むわ!


 〇ート製薬さんとか、眼科医さんのコラムとか読み合わせてみるといかにやらかしてたかがよくわかった。ふふっ(あきれた目)。


 まず目の周りに落ちたものを目に入れると、ホコリとか不純物が入っちゃうのだそうだ。……だってもったいないじゃん。


 一滴でも目の保水量を超えるぐらいらしいのに、二滴以上点眼すると余分に使ってるだけらしい。えー効いた気がするじゃんかー。プラシーボ効果。


 それでもってパチパチするのは、目頭のところの鼻や口とつながってる部分へ薬液が流れでるそうだ。ふふっ(失笑)。ワイパーかけてるみたいなんだね。


 目薬を指すと口の中に墨汁のような味が広がるんだよね……どおりで変だとおもったぜ。


 目薬をさす振りをして、目薬を飲んでただけだもーん、そうだもーん。


 なんかこれ以上は悲しみを乗り越えられなくなりそうなので、正しいさし方を書いておきます。えっ、知ってた? 「嗤うと良いよ」


1.手を洗う。

 あっ!


2.あかんべぇをする。

 先輩や上司の前で目薬をする蛮勇。


3.まぶたやまつげにつかないように一滴点眼。

 さらっと書かれてるけれどもコレが一番むずかしい。


4.一分ぐらい目頭を押さえ、目をつぶる。

 そんなことしてる人あんまり見たことない……気がする。


5.余分は清潔なティッシュとかで拭き取る。

 うん、これだけめっちゃ分かる。


 ふーん。


 絶対ボクのやり方のほうが効く気がするんだけど。でも、感覚では理論には勝てない。


 目に上手に目薬を入れる裏技とか知りたかった。

 ゼロ距離か? ゼロ距離なんだな!? 先端怖いんだけど。

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