蒐集はこの漢字だと危うい
蒐集か収集か。どちらの『しゅうしゅう』にしましょうかね。
『shoe shoe』そう靴を集めることでは決してない。
人にもよるのだろうけれども、なんとなく特定の種類のものをやたらめったら集めてしまうことがある。昔靴下を集めるゲームがあったが……。
基本的にボクは本と文字と紙以外には興味はない。それ以外のものはわりとあっさり捨ててしまえる。
つまり書籍があるとなんだか自分を見失う。
なんだか集めちゃう人は理由があるのだろう。
例えばものを捨てるのが下手な人とか、片付けができない人だったり、ティッシュとか無料のものに惹かれちゃうとか、限定品に吸い寄せられたりなどなど。
でもこれは蒐集とかじゃなくて収集、きっとものが溜まっちゃう人なだけなんだよね。別にコレクションしてるわけではないから。
例えばコレが、本棚にコミックが並んでいたとして三巻だけが抜けているのを見てストレスを感じるのとかはやばい。
それこそ初版だから、オビが違うからと同じものを買ったりもする。単行本が文庫落ちして、解説とあとがきが加筆されているぞ、となると居ても立っても居られない。
買い始めてしまったシリーズ物の小説の新刊が書店に並んでたら、買わなきゃとなんとなく義務感を感じてしまったりするのは、確実に危ない道だわ。
自分を客観視するならば。集めたものに偏愛を捧げて意味を見出している時点で、なんらかの精神の疾患を疑いたくなる気もする。
なにをとは言わないが、捧げちゃってる気がするときがあるのだ。
こっちは駄目だよという静止を振り切って河を渡るとろくな目に合わない好例だろう。
ということでよりフェチ味が強くなると蒐集になるのかなと思う。とはいえ基本的に意味は同じとされているので感覚的なものではあるのかもしれない。
そもそも蒐集は義務教育期間では習わないし、常用漢字ではないので収集を使うらしいのだけれど。
なんとなく中二感があっていいじゃない。鬼って入ってるし、ダークな印象が素敵かもね、となる。右手が
ボクが良くいう言い訳のひとつに、集めているわけじゃないんだ。勝手にあつまってくるんだ、ボクの資本の元に。というのがある。
つまり資本、つまり諭吉、ゆえに蒐集対象として、自主的にボクのお財布とかにあつまるといいんじゃないかな? いっぱい愛してあげられると思うよ?
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