【マミー編】白鳥って……それかーい!!

 皆さん、ワードウルフのお絵描きバージョンってやったことあります?

 みんなにお題が配られるんですが、一人だけ違うお題が振られるので、みんなが描いた絵を見て、誰が違うお題だったのかを当てるゲームです。



 これは、ニン○ンドーWiiのゲームでそれをやった時のお話……



 当日わしは大学生、チビは小学校三年生くらいでした。



 その時配られたお題。

 わし:白鳥

 チビ:アヒル

 マミー:白鳥



 さあ、お絵描き終了。

 それぞれが描いた絵をオープン。



 わし:鳥

 チビ:鳥

 マミー:バレリーナ



「あー! 仲間外れは母さんだぁーっ!!」

 チビは明らかな絵の違いに、マミーが違うお題だったのだと信じきっております。

 その隣で……



「おかん! そっち書くんかーい!! いや、なんでバレリーナなのか、分かったけどさぁーっ!!」

 わしは大笑い。



 マミーの思考回路。

 〝白鳥〟→〝白鳥の湖〟→〝バレリーナ〟



 そう。

 このお方、発想が斜め四十五度飛び抜けてるだけで、ちゃんとお題の〝白鳥〟を描いておったのです。



 この会話でわしとマミーはお互いが同じお題であると分かり、仲間外れはもちろんチビだと回答。



 答え合わせをしたチビは……

「なんでーっ!? なんで母さんのやつが白鳥なのーっ!?」

 と、プンスカプンスカ。



 そうね…

 そうね……

 ……子供にゃ分からんわwww



 マミー…

 天然でゲームの難易度を上げんといてください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る