おっさん、戦う
「よし、ここから下へ行けば良いんだな?あそこの階段かな?」
見渡すと、近くに階段があった。そこから、冒険者が降りている。あそこだな。
そして、俺は小枝を装備して、その階段を降りた。
【ユウトは、ただの小枝を装備した!】
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だが、不安である。他の冒険者は皆、鎧だったり、剣だったり、色々ちゃんとした装備なのに、俺は麻の服にただの小枝。
本当に、こんなんで勝てんのかな……
そう思いながら、トボトボ歩いていると……急に何かが目の前に出てきた。
【スライムが現れた!】
ゼリー状の物体、スライムだ!
「ようし!やぁ!!」
俺は、スライムに向かって小枝を振り下ろした。すると、見事に命中!
【スライムに5ダメージ!】
すると、今度はスライムが身体に飛びついてきた。すると、スライムと触れた皮膚に激痛が走った。
「イテテテテ!!!」
【ユウトに3毒ダメージ!】
なるほど。毒攻撃か。何とかスライムを振り払い、小枝をまた、今度は強く振り下ろし、見事に真ん中に命中!
【スライムに会心の一撃!30ダメージ!】
すると、スライムは動かなくなった。
【スライムを倒した!】
【経験値 80 ドロップ スライムの肝】
すると、スライムの液体が溶け、そこから変な臓物?が出てきた。
「何だこれ?」
【ユウトは、スライムの肝を手に入れた!】
「スライムの肝……」
売れるかもしれない。一応持っておこう。
そして、俺はスライムの肝をしまった。
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そして、また、スライムが現れた。
【スライムが現れた!】
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【スライムを倒した!】
というか、スライムしかいない。
【スライムが現れた!】
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【スライムを倒した!】
「ふぅ。またスライムを倒せた。慣れてきたなぁ。」
【ユウトは、レベルが上がった!】
【レベル1→2】
【攻撃力3→5】
【体力10→15】
【新スキル ブレイクアタック】
不思議なスキル(?)を覚えたようだ。
「ブレイクアタック……名前は強そうだな。」
【ブレイクアタック 通常の1・5倍の攻撃力で攻撃するスキル】
なるほど。やはり、強いスキルらしい。
「でも、もうスライムはいいかな……」
スライムの肝も3つになった。そろそろ、他の魔物を倒しても良いかなと思い始めた。
地下二階へ行こうかな。
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