第6話

「王宮が化物に襲われたようだな」


「ヴィルラ教団の犯行だって話だ」


「王子は奴らに奨金をかけて追討令を出すらしい」


ギルドでは、ヴィルラ教団による

王家への反逆、新しい賞金首

そして仕事に関する噂で持ちきりだ


一部の強力な武具もやられてる以上

敵がそれで襲ってくる

とみなしていいだろう。


・・敵方の説明で主人公と関わるのはこんなものか


結局ただの土着カルトに戻り、財宝略奪の暴挙に出たヴィルラ教団

コイツラを一冒険者の立場で倒すことがプレイヤーの目的となる


「王子のツガイとなる女性を誰も推薦できないまま

 他の候補を侮辱したとか。」


「あんまりひどいこと言うんで、その話を蹴って

 部下の方に嫁いじゃった人もいるとか」


「なんでもそれが原因で・・・」


「まじかよ、奴らのせいで・・・」


「王子が愛した人を憎まずに済むように奴らだけは

 我等の手で倒すことにしよう。」


そして奴らへの迫害時代へと戻る!




 

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