03強引な告白?!

今日から高校生活2日目だ。


朝いつも自分のと妹の弁当を作っていたので早く起きてしまった。


高校の日程だと後2日位は昼ご飯はいらないんだけど妹の学校は1年生だけが2週間位は昼までで終わるので妹は6限あるので作らないといけない。


けどどうしようか、腕が使えないからな。


うーんご飯は炊いてあるから問題ないけどおかずだよな。


おかずは、今日は冷凍食品で許してもらおう。


冷凍食品をレンジでチンして、弁当に盛り合わせて。


まだ寒そうなので飲み物は暖かいお茶を入れておいた。


これで後はおにぎりの具にかつお節入れてマヨネーズをちょっと入れてやるとシーチキンの代わりみたいなのになる。


さてこれで完成。


今日は早めに学校行くか。


玄関を出ると目の前に黒い車があった。



「おーい大和!」

「なんだよ幸」

「一緒に学校いかね?」

「やだよ車で行くのは」

「つれないなーてかさまだ時間あるだろ」

「喫茶店行こうぜ!モーニング、モーニングだ!」

「わかったよ、けど歩きでな」

「わってるって」



僕達は歩いて近くの喫茶店に行った。


その喫茶店は幸の女友達の青木凛だ。


彼女は髪は青髪のロングだが今は髪を縛っている。


そしていつも幸とよく話している女子の一人だ。


僕も幸とよく話す時はたまに話すことはあるけど。



「おーい凛!来たぞ!」

「もううるさいってばバカ幸」

「あ、おはよう大和」

「どうも」

「それで今日は何食べてく?」

「お前まさかいつも来てるのか?」

「あったり前だろ!ここの料理は旨いんだぞ!」

「そ、そんな照れるな」

「ま、マジか?」



この人多分だけど幸に気があるな。


それにしても何頼もうかなー。


メニューを開く。


幸が話している間に何を食べるか迷う。


うーん朝飯なんて何年ぶりに食べるだろうか。


朝飯は多分パンだな、だからこのモーニングセットにしようかな。


このモーニングセットフレンチトーストと野菜とコンポタージュがあってそれでコヒー一杯無料だと、しかもそれで値段が300円?!



「なあ幸よここの喫茶店値段バグってないか」

「創業当時から値段変わってないからね」

「創業100年位変わってないかな?」

「すげー」

「それで注文は?」

「俺いつもの!」

「じゃあ僕はモーニングセットで」

「ご注文承りました」

「それじゃあ用意してくるよ」

「おう!よろしく!」



僕達は頼んだ物が来るのを待っている。


すると幸が、



「なあ大和お前なんで今僕呼びなんだ?」

「あ、気づいた?」

「そりゃあな凛もびっくりしてたし」

「まあ中学の時色々あったからさ、それで高校ではあんまり騒がしくしないようにっていう戒めみたいなもんだよ」

「そうか、まあそんなことは置いといて、」

「なあ大和よ内で働かないか?」

「えーなんで?」

「だってお前用心棒にはちょうどいいし」

「俺に用心棒になれってこと?」

「そういうこった」



なんか絶対にそれ意外に理由がありそうだ。


ていうか俺はもう喧嘩とかはしないって決めてるんだ。



「で、どうだ?」

「いや、辞めとく」

「てかさ話し変わるけど腕どうした?」

「いやちょっと学校行く途中で転けた」

「そうか、それとお前校長の話しの途中で意識跳んだんだろ、クラスの連中から聞いたぞ」



うわ、俺のあの恥ずかしい姿を大勢に見られていたのか。


ていうことは?!



「それでさその運んでくれた人って誰なんだ?」

「いや女の人ってことしか知らないからさ」

「そ、そうだったかもね」



これで誤魔化せたかな。


幸にだけバレると一番マズイ。


俺は考える。


俺というのをやめるか、僕を突き通すか。



「飯食お!!」

「おお」



俺はここの料理を食べていたけどバレるか心配で味がしない、さらに同居するなんてバレたらこいつ絶対弄ってきやがる。



「ここの飯うめえな!」

「そ、そうだな」

「さて食ったし学校行くか!」



俺達は会計を済ませて凛と合流して3人で学校に向かった。


やっぱり俺達に戻そうかな。


けど鷹宮さんと話す時困るよな。


だから、使い分けるか。


そんなことを思っている内に教室についた。


まあ鷹宮さんと幸と同じクラスなので当然いる。


それにしても学校かー。


友達はあんまりだけどそこそこ平凡で中性で過ごしたい。


陽キャとか陰キャとかではなく中性で、なんて思っていると、



「あの日原」



鷹宮さんが声をかけて来た。


周りの生徒が俺達を見てくる。


なんだ、何かしたか俺?



「なんですか鷹宮さん」

「あのちょっと廊下でよ」

「はい」



俺達は廊下に出た。



「あの日原、その今日からさお前の家に匿ってもっらてもいいか?」



長い赤色の髪をクルクルさせながら聞いてくる。



「全然いいですよ、部屋はちゃんとあるんで」

「マジかセンキュウー」

「それなんですけど実は」



俺は幸に同居していることをバレたくなかったのでそれを鷹宮さんに伝えた。



「それでもいいですか?」

「じゃあ私達の秘密だな」

「え、はい!」



俺は思わず廊下で大きな声を上げてしまった。


びっくりした胸がドキンとした。


危ない危ない?何が?



「じゃあ教室帰ろ」

「うん」



ヤバいヤバいひょっとしていやそんなことはない。


たぶんきっと。


それから授業が始まるかと思ったらまず教科書を配れた。


教科書はやっぱり中学よりも多い。


まあここ進学校だからねしょうがないね。


それから教科書の説明を担任から聞いた。


ていうか俺担任の名前知らない。


あ、戻さないと。


俺は口調を僕に変えた。


そんなことを考えていると担任が急に。



「それじゃあ私の自己紹介しちゃいまーす!」

「私の名前は雨宮真昼でーす」

「ここの担任でーす、担当科目は物理でーす」

「それから永遠の21歳でーす」

「好きな食べ物はココアでーす」

「それから先生のことはまーちゃんとかマッチャンって呼んでください!」



この担任キャラコイヨネ。


後永遠の21歳は流石に無料があるような。


後先生は髪色が緑だ。


それに耳にピアスも開けてるし。


こうして俺のいや、僕達の学校生活が始まった。


そんなこんな自己紹介を一人ずつして行って、


幸の番だ、絶対なんかやらかす気がする、



「えーと日賀中学から来ました鈴原幸です」

「中学の時部活はサッカーやってました」

「好きな食べ物はラーメンです」

「そして趣味はFXです」



周りがざわつき始める。


そう、幸の家は鈴原財閥の一人っ子なのである。


そのせいか普段からもらうお金がとんでもない額なのだがそれで投資をしたりした金で色々事業もやっているらしい。


ていうかそんなこと言ったら、



「それじゃあ鈴原君月にどれくらい稼いでいるのかな?」

「え?先生それってどっちの?」

「え?どういうこと?」

「いや海外のか日本なのか?」

「じゃあどっちも」

「えーと大体海外だと月に500万位で日本だと300万ぐらいすかね」

「なんで合計で800万位すかね」

「おぉぉぉぉぉ」



先生の顔が萎みそうになっている。


そりゃあ聞いた本人が悪かったわ。


だってこいつ今まで失敗したことないもん。



「うぞだ~~~~~~~~」

「通帳見せましょうか?」

「いや、いいです」

「そうすか」

「じゃあ次行こ~!」



うんすっかり先生の目が死んでる。


そりゃ教え子になるのにその教え子に月のお金で負けるっていう、なんか先生どんまい。


それにしてもあいつなんで学校来てるんだ?


そんなにあったら学校こなくてもいいんじゃないか?


なんか考えていると順に進んで行って鷹宮さんの番だ。



「鷹宮中学から来ました、鷹宮蓮です」

「中学はバスケをやってました」

「趣味は読書です」

「よろしく」



あれあの時と全然性格違う?!

なんかおとなしいし、口調が違うせいでとんでもなく綺麗な美人に見える。



「それじゃあ次!」



おっと僕の出番が来た。


さあどうしようか、ここは無難に普通に行くか、笑いを取りに行くか。


よし!決めた。



「日賀中学から来ました日原大和です」


「えー中学の時は外部で柔道と空手をやっていました」


「趣味は読書です」


「えーよろしくお願いします」



うん上手くいった。


絶対行った。



「それじゃあ自己紹介も終わったしー」



と言っていたが眠くなって来たので寝てしまった。



「おーい大和、おい!起きろ大和!」

「なんだようるさいな幸」

「帰るぞ」

「え?もうそんな時間?」

「あ?お前起きてなかったのか?」

「確かに記憶がないような」

「まあいいじゃねえか」



というと僕の髪の毛を見てくる。



「お前って相変わらず天パだよな」

「そうだよお前毎回言うけどさ直んないのこれは!」

「じゃあ美容院行ってこいよ」

「いや、いい、金を使いたくない」

「俺のモットー知ってるだろ」

「えーっとたしか『なるべく金を使わず幸せに暮らす』だろ」

「そうだ、だから行かない」

「いや、そこは使うとこだろ!」

「モテたくないのか?!」



モテる?だと。


頭に衝撃が走る。


モテるつまり──────だということだよな。



「どうだ?」

「考えとく」



僕はモテるという意識を今までしてこなかったことを思いだした。


けどモテるってどうすればいいんだろうか?


なんてことを考えていると。



「ヤッホー幸と大和」



青木凛が廊下から走って教室に走ってくる。


へー中学の時のバックまだ使ってるんだ。


バックには幸から貰ったであろうクマのぬいぐるみがストラップとして着けられていた。


早くこいつ気づけよな。



「どした?」

「いや一緒に帰ろかなと思って」

「じゃあ僕は失礼しまーす」



こんな二人の間に入るなんて芸当は僕には出来ない。


というか凛が何か言いたげだし。


と思って帰ろうとしたら、



「ちょっと待って大和」

「はい?」



凛がこっちに近づいてくると。



「あんた気づいてるんでしょ」

「まあ」

「だけどまだ心の準備が出来てないの」

「了解」



凛が離れる。



「おっ?どうした」

「なんでもないよ」

「うんうん」

「じゃあ帰る前にサイゼ行こうぜ」

「またかよ」

「でも幸どうするの?」

「あーそれは」



確かに今は腕が使えない朝は別にパンとかサラダだからよかったけど。


そうだな辞めとくか、



「あの、それ、私も行っていいか?」

「おお鷹宮さんじゃん」

「あなたは確か鈴木?鈴蘭?」

「違う!俺の名前は鈴原だ!」

「あー先生にすごい目で見られてた時の人か」

「そうだ!」



いや凄い目で見られてんの気づいてたのかよ。



「は?!」

「ププー」

「笑うな凛、大和」

「ごめん、ごめん面白くて」

「来ますか?」

「おん行く!」



こうして4人でサイゼに行くことになった。


それにしても鷹宮さんが来るなんて思いもしなかったけどな。


それから学校の近くにあるサイゼに向かった。



「なあ何食べるよ!」

「落ち着きなよ幸」



僕達は4人で座れる場所で座った。


座る順番はまあ仲がいい同士だよね。


と思っていたら凛が。



「ねえ大和席今日だけ変わって」



手を合わせてお願いしてきた。


まあもちろん面白そうだったのでのることにした。


という訳で幸と凛が同じ席で向かい側の席が僕と鷹宮さんだ。


どうしよう、これ二人に見られるの!?



「あ、あの僕、昼飯いらな」



グーッと大きな音が鳴る。


それを見て三人が笑いを堪えていた。



「流石にそれは無理がある」

「確かに」

「プフッ」



鷹宮さんなんて吹いてるし。



「なあ思ったんだけどさお前らって仲いいの?」

「え?」

「え?」



僕は今困惑していた、どうしようか、どうごまかす。


鷹宮さんの方を見ると眉間にシワを寄せて考えていた。


そうだなーきっと。



「恩人かな」

「恩人だな」



なんと綺麗に2人の声がハモリました。



「これはこれはどういうことかなー?」

「凛辞めてくれ」

「えー気になるよ!」

「ねえ鷹宮さんは日原とどこであったの?」

「えーと、その、」



鷹宮さんの顔が赤くなって行く。


チラっとこっちを見てくるが。


どうやらこちらに助けを求めているようだ。


え?どうしろと。



「その、実は私入学式の日にたまたま会ったんだよね」

「うんそうそれで鷹宮さんが迷子になってるとこを僕がちゃんと道を教えたんだ」

「じゃあさお前なんであの時倒れたんだ?」

「それはその校長の話しが長かったからだよ」

「ほら俺病弱じゃん」

「そうだったな、確かに」



ふー誤魔化せた。


さて昼飯何食べようかな。



「なあ日原ご飯どうすんだ」

「いや今日は左手使いますよ」

「そうか」



あれ?なんか素っ気ない気がする。


こころなしか怒ってる?



「なあ鷹宮さんてさ普段どこで遊んでんの?」

「普段は街に出て軽くゲーセンに行って遊んでるよ」

「えー結構意外かも」

「じゃあこの後ゲーセン行くか!」

「おー!」

「それよりも先に飯だろ」

「確かにー!」



僕達は昼飯を食べた後ゲーセンに行った。



ゲーセン


「なあ何するよ」

「コインゲームか?」

「それじゃあさ全員でさ100円出して一番メダル稼げた奴が優勝にしようぜ!」

「それいいかも」

「賛成かな」

「いいよ」

「それじゃあ最下位は全員にジュース奢りな」

「マジかよ」



こうして始まったコインバトルが制限時間はないみたいだから射的でもするか。


コインを入れると動き出す。


ゲーセン来るのはいつぶりだろうか。


多分小学生ぶりだろうなきっと。


俺はなるべく大きな的を狙う。


当たった!


コインが落ちる。


これでも楽しいけどやっぱり一気がいいよな。


僕は場所を移動して大きいメダルゲームをやろうとしたら幸が座っていた。


せっかくだし凛のこと聞いて見ようかな。



「なあ幸順調か?」

「まあまあだな」



カップを見せてくる。


うわぁ流石幸だメダルでもたくさん盛っていた。


見てるとどんどんコインが流れてくる。


俺は隣に座る。



「なあ幸ってさ凛のこと好きなのか?」



幸が盛大にふく。



「な、なに言ってんだ!大和!」

「いや顔赤いぞ」

「そりゃあまあ」



僕は脇をつつく。


すると、



「好きだよ悪かったな」

「じゃあ付き合えよ」

「いやあのな、心の準備という物があってだな」

「いいじゃんかよ幸いけるって」

「そうか」



頬を赤く染めながら頭をボリボリ掻く。


幸と凛はどうやら相思相愛らしいな。


これはイジレル。


僕は内心喜んでした。


まさかあの中学の時残念イケメンなんて言われていた奴が。


うんなんか感動してきた気がする。



「それでいつ告るんだ?」

「は?!」

「今日でもいいんだぞ」



というより幸が残念イケメンと言われていた理由だが誰とでも仲良くなれる幸は一回だけヘマをかました。


そうこいつは普段はほんわかしているので人の地雷をよく踏むのだ。



「いやそのじゃあ俺が凛に勝ったら告るわ」

「OK」


ゲーム終了後~


なんと勝ったのは鷹宮さんでした。

全員のメダル数は、


日原30枚

鷹宮500枚

鈴原270枚

青木300枚



あれなんか僕が一番少ない?


序盤までは一番だったんだけれど。


皆を見ると鷹宮さんは意外な顔をしていた。


幸は悔しがっていた、何がとは言わないけど。


凛は幸に勝てたのか嬉しそうだった。



「クソー負けたー!」

「はい私の勝ちー」



2人は楽しくしていた。


それを見ているとこうなんだろうか。


目の前に両想いの人の空間があると入りにくいな。



「日原、お前ジュース奢りな!」

「あ」



しかたなく幸に言われた通り皆の希望を聞いて僕はゲーセンから出てジュースを買いに行った。



「ふー負けたな、負けたのは久々だな」

「そうなのか?」



後ろを振り返ると鷹宮さんがいた。


あれ幸達といるんじゃなかったのか?



「鷹宮さんどうしたの?」

「荷物持つよ」

「え、うんありがとう」

「それとこれ」



僕は自販機から出したコーヒーを鷹宮さんに渡した。


けどこれ、ブラックだよねよく飲めるなーと感心していたら。



「飲む?」

「いやいいよ」

「そう」



なんか悲しそうだ。


飲みかけはちょっといやだってさー。


か、間接キスになるじゃないか。



「なあ日原幸と凛て両想いなのか?」

「やっぱりわかりました?」

「まあ見てたら普通は気づきますよね」

「そうだな」

「それで幸とかどうしてましたか?」

「ん?なんかいい雰囲気だったから置いてきたぞ」

「それじゃあ楽しみですね」

「そうだな」



時間は気づけば5時になり夕日が沈んでいた。


まばゆい光が鷹宮さんの髪に照らされると反射して夕日の色になった。


き、綺麗だなーと思っていると。



「どうした?」

「いや鷹宮さんの髪綺麗だなと思って」

「ありがとう」



う、え、笑顔がカワイすぎる。


僕はすぐ後ろを向いてしまった。


こんな顔みられたら流石に死ぬ。



「なあ日原、あのさあ」

「お、嬢ちゃん可愛いね俺達と遊ばない?」



うわ、不良連中が来やがった。


どうしようか。



「あ?」

「嫌だね、ハッ!」

「なんだとゴラッ!」



4人組が殴りかかってこようとするが。


これは、僕の間合いだ。


すっと僕は2人の間に入って一人を投げ飛ばす。


その勢いで残りの3人が吹き飛ぶ。



「調子のんなよゴミども!!」

「ひぃー!」



吹き飛んだ連中は帰って行った。



「あ、あのこれは」

「うん前からあんたのこと知ってるから」

「どこかで会いましたっけ?」

「うんうん実際は会ってないけど噂では聞いたことあるよ」

「なんたって一人で不良高校の奴らを全滅させたんだもんね通称天パ」



嘘だろ、この人知ってて。


いや待てここで同様を見せれば学校生活が2日目にして終わってしまう。


それだけは死守せねば。



「誰のことですか?」

「いやだってあんた天パじゃん」

「いや僕意外にもいると思うですけど」



その時拳を顔面にやられそうになる。


それを受け止めてみぞおちをしかけた。


あ、危ない。


もう喧嘩は辞めるんだ。



「やっぱりね、初見で私の拳を避けたのはあんたが初めてだよ」

「参りました、なんでも言うこと聞くので学校の人に言わないでください」

「ええどうしようかなー」



ヤバいこれはヤバい、女子だし手を出したないし。


何か思いついた見たいにこっちに近付いて来た。


ああ死の宣告だ。



「それじゃあ私と付き合え」

「わかりました、なのでこのこと広めないでー!!」

「え?」



俺の頭は完全にショートしていた。


付き合う?



「じゃないと言うぞ」

「はい!わかりました」



こうして何故か鷹宮さんに強引に突き合わされることになりました。

























  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る