第3話 手を繋ぐ
夕暮れ空 ぐらぐら揺れる空へ 飛べ
まったり ぐるぐる回るの 私のお皿
緩やかな時間と 無音が流れる
ささめ曇 たおやかに また伸びて揺れる
夕暮れの空に まあるい影作り
私と手繋ぎ 帰り道だから
階段ふらふら 揺れるような気がして
疲れたか私よ 駅のホーム 階段の上だ
アナウンスとは裏腹 私足が行かない
夕闇のホームで 私待ちぼうけ
君はもう隣にいないけれど
私の手は暖か 心もあったかで
今日をよく眠ろう 君の眼を見て
穏やかな精一杯を また夢見るの
ゆりかごの中のように
豊かな波の音と
走りゆく車の音でしょ? ここはなみの家
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