第10話
「 わたしと椎名くんはごく普通のクラスメイトであって、おしゃべりをしたことも皆無ですし、ようするに椎名くんとわたしの接点は無きに等しく、結論を言えば恋人同士みたいな真似をするのはどう考えても不自然です、なので、すぐにでもこの繋がった手は分離したほうがいいかと思いますが? 」
目を瞑りつつ頑張って説明しました。
はっ!
甘い吐息がふぁッとわたしの顔にのしかかる
ドキドキのリズムは更に早くなりながらも、ゆっくりまぶたを開けてみる
キャ
憧れの椎名くんのアップが目の前に現れましたよ。
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