破岩竜ラクエス
【クラス】ボス
【名称】破岩竜ラクエス
【種族】地竜
【性別】雄
【出現場所】
【強さ】★★★★☆
【武器】
重力のブレス。震蛇竜ヤヌスが放つもの同様の、重力を歪めるエネルギー体。
【特殊能力】
・馬鹿力
上位竜種の中でも上位に入るほどの凄まじい膂力を誇る。
・鉱剣精錬
地中の鉱物を集めて精錬し、刃渡り3メートル以上の超巨大剣と成して地面から突き出す。場合によってはこの巨剣をそのまま引き抜き、ラクエス自身が使用することもある。振り回すにはどう考えてもでかすぎるし身の丈にも合わないが、ラクエスはこれを軽々と振り回せる。なんならその気になれば自在に伸縮できる。
・鉄壁
土と岩でバリケードを練り上げ、地面から生やす。普通に盾として使用するほか、対象の真下に展開して空中に突き上げたり、対象を挟むように展開して拘束したりもできる。
・岩石弾
岩をぶつける。それだけ。シンプルな技だがその分凄まじい威力を誇る。
・岩の怪物
土と岩石を怪物のような形に練り上げ、使役する。形状は巨人だったり幻獣だったり様々。これらの怪物は総じてラクエスの魔力により強化されており、全力を出せば竜の鱗を砕くレベルの攻撃力と、一回くらいなら並の竜のブレスに耐えられるほどの防御力を併せ持つ。最大10体まで同時に使役できる。
・重引力
全身から重力に似た引力を発し、遠くにあるものを引き寄せる。味方を敵の攻撃の軌道から逸らすことで庇ったり、逆に自分への攻撃の軌道に別の敵を割り込ませて防御したりできる。効果範囲はラクエスを中心に半径5メートルくらい。
・流星群
宇宙空間に存在する岩石を引き寄せ、隕石として降らせる。威力、数ともに暗黒竜王エッツェルの「アルマゲドン」には遠く及ばないが、対象を的確に撃ち抜く技術により少数でも高い命中率を誇る。ただし一度使うと10分ほどのクールダウンが必要。
幼い頃に「アルマゲドン」を目撃したラクエスが、「あれかっこいい俺も使いたい!」という理由でものすごく努力して身に着けた技。流石に本家と同じ名前を付けるのは、「いやいや竜王様と同じ技名乗るのもおこがましいし! 威力もコスパも全然及ばないし!?」という理由で憚られたらしい。
・竜化
体力が半分を切ると、体長100メートルほどの茶褐色の竜に変化する。この状態では全能力が大幅上昇し、攻撃力・防御力ともに跳ね上がる。
【容姿】
人間態は20歳くらいの男性。外跳ね気味の茶髪と同じく茶色の瞳、どことなく軽薄そうな顔立ち、茶褐色の角と尻尾が特徴。
衣服はその時の状況や気分により変わる。西洋風の鎧だったり和風の甲冑だったり暗殺者風の黒衣だったりアロハシャツだったり。本竜は「てぃーぴーおー?を意識している」と供述している。
【性格】
愛すべきバカ。あまり物事を深く考えず、その場の勢いとノリだけで行動しがち。とにかく規模がでかい技を使いたがり、大規模に吹っ飛ばしたがる。大雑把。戦略を立てたり先を読んだりするのは苦手。だが自分がバカなのは自覚しており、他の竜の指示は素直に聞く。
人間については「ちっこい! よわい! 吹けば飛ぶ!」と思っている。というか人間という種族そのものにさほど興味がない。
竜王陣営に与する理由は「竜王様かっけーから」。この世で一番強くてかっこよくて凄いエッツェルの力になりたい、らしい。
かつての戦争の終わり頃に誕生した竜。物心ついて間もなく戦争が終結し、「りゅーおーさまかっこいい」以外のことをよくわかっていないまま異世界へ渡る。異世界ではそれなりに平和に暮らしていたが、いつか見たエッツェルのことが忘れられず、「あの方に並び立ちたい、せめて少しでも近づきたい」という夢を抱いた。その夢を叶えるため武者修行の旅に出る。様々な異世界を渡り歩く間に何度もピンチに陥ったが、その度にゴリ押しで解決してきた。そして最近「エッツェルが復活した」という噂を聞き、秒でフロンティアに舞い戻ってエッツェル陣営に合流した。
台詞候補:
「何言ってんだよ竜王様かっけーだろ! なぁなぁ見たくないのか? 竜王様が統べる世界を見たくないのか!? 見たいだろ!? 少なくとも俺はめっちゃ見たい!」
「さぁ派手にドッカーンといこうぜ! 竜王様の敵をぶっ潰しになっ!」
「力こそパワー! 破壊こそデストロイ! からの勝利こそヴィクトリー!」
「…………やべぇ。なんもわかんねぇ」
メタ情報:
アホの子地竜。
とにかくやることなすこと規模がでかいのが特徴。規模がでかいので対集団戦で真価を発揮する気がする。しかし各種特殊能力がなくても、素の膂力も防御力も高いのでタイマンでもまあまあ強い。
やることなすこと規模がでかいうえに大味なため、技が全体的に大雑把だったり、逆に細かいことが苦手だったり、隙が多かったりもする。あとアホの子なので搦め手に非常に弱い。戦闘経験自体はそれなりにあるため、戦闘勘で補ってはいるが……。
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