機工指揮官 カーティス

【クラス】逸脱者

【名称】カーティス・ベルガー

【種族】人間

【性別】男性

【出現場所】セントラルに居住。必要に応じて他エリアにも向かう

【強さ】★★★☆☆

【武器】

・シールドジェネレータ

 蛍光グリーンにペイントされたブレスレット。スイッチを押すと周辺一帯を覆うバリアを展開できる。カーティス本人が戦う唯一の手段。


・召喚銃

 蛍光イエローにペイントされた、おもちゃの拳銃のようなアイテム。引鉄を引くことで後述する「圧縮型自律兵器」を起動・射出できる。

 インベントリに予備をいくつか格納しているため、数回なら壊れても大丈夫。


・コマンダーズブレイン

 蛍光オレンジにペイントされたヘッドセット。脳波を感知し、「圧縮型自律兵器」に指令を送ることができる。

 これもインベントリにいくつか予備がある。


・圧縮型自律兵器

 銃弾程度のサイズに圧縮されたロボット兵器。いずれもかなり高性能な自律思考AIを持つ。指示がなくともそれなりに戦えるが、戦略的行動は主の指示があったほうがやりやすい。

 全種類それぞれ4桁を越える量の備蓄をインベントリに保管している。種類は以下の通り。


 機鋼戦士ヴォーダン……人型を模した巨大ロボ。全長約20m。エネルギー出力・推進力・耐久性など全体的なパラメータが高いレベルでまとまっている。基本はインファイトに肩部の砲台からのミサイル射出を組み合わせて戦うが、必要に応じて剣や盾、銃などの武装も展開できる。


 防護障壁ブルクヒルト……浮遊・飛行する六角形のシールド。そのままでも高い防御力を持つが、竜のブレスなど強すぎる攻撃を防ぐには複数展開する必要がある。足場にしたり高速回転させて攻撃したりもできる。


 自律兵器トラザムント……自律攻撃AIを組み込んだ武器。射出するとブドウ弾のように小さな弾が散乱し、それぞれがブレードや銃などに変形して自律攻撃を開始する。


・捕獲檻蟲イスベルト……全長3メートルほどの、ダンゴムシに似た機械。たくさんの足で敵に組みつき捕獲し、体内の格納庫に送り込む。一体につき2人~3人ほど格納可能。

 破壊・脱走を防ぐ目的で耐久度は「防護障壁ブルクヒルト」に次ぐ高さを誇る。そのため即席のシェルターとしても使用可能。


 解析斥候シグラダ……浮遊する無色透明のレンズ。映したものの組成を解析し、カーティスや他の機体に送信する。映像そのものを送信するよう指示を出せば、周辺警戒や対象の追尾監視にも応用できる。


 航空騎兵エーテル……小型戦闘機。おもに他エリアへの移動に用いるが、万が一の時に備えてそこそこの防御力や爆撃機能も備えている。自律飛行AIも搭載しているため自動運航可能。勿論カーティス自身が舵を取ることもある。


【特殊能力】

・機械工学の秀才

 その名の通り、機械工学に長けている。専門はロボットやAIの類だが、そうでなくても大抵の機械はちょっと触れば構造を把握できるし、彼を越える天才が製作した機械じゃない限り修理できる。


・機工指揮官

 戦略・戦術の類にも長けている。自前のロボットを軍隊ばりに運用して戦うのが得意だが、頑張れば人間で構成された軍の指揮もできそう。


【容姿】

 24歳の男性。短い茶髪とやや童顔気味な顔立ちが特徴。軍服の上に青いフライングジャケットを羽織り、額にはゴーグルを乗っけている。


【性格】

 コミュ力高めで裏表がない、普通にいい人な陽キャ。ガチの機械オタクでもあり、異世界の機械を前にするとものすごくテンションが上がる。そしてテンションが上がると急に語彙力が下がるタイプ。ビバ・アンチマギア・ブラック・タイダリア号とか見たら「ヤバい」以外の語彙がなくなりそう。

 出身世界が現在進行形で戦争しているため、フロンティアの情勢には割と早い段階で順応している。


 現在進行形でスーパーロボット大戦が行われている世界の出身。幼い頃から好奇心旺盛かつ機械の類大好きで、ゲーム機とか電子レンジとか解体してしょっちゅう叱られていたらしい(その後ちゃんと元通りに直した)。成長すると当然のごとくロボット工学の道に進み、大学院まで飛び級で卒業し、この年で既にロボット工学界の最前線にいる。

 人間が搭乗するタイプのロボットが主流の出身世界で、カーティスが作るAI制御型ロボットは邪道扱いされていた。しかし大国を相手取る戦争でパイロット不足が深刻になってくると、だんだん無人でも運用できるカーティス製の機体にも注目が集まるようになる。

 戦況が落ち着いた頃にリア様に誘われ、自分が作ったロボットたちの設計書とマニュアルと「極秘任務でしばらく不在です」という書き置きだけ残してフロンティアに飛び立った。


 なお、カーティス自身は今までの人生で殺人どころか人を殴ったことすらない。ロボットにはめちゃくちゃ戦わせてるけど。


台詞候補:

「普通に考えてちゃ何も生まれない。イノベーションは常に常識の外側から、ってね!」

「いやこの銃オモチャじゃないよ!? こっちの世界来てからオモチャとかトクサツのアイテムとかめっちゃ言われるんだけどそもそもトクサツって何!?」

「こう見えて、ロボット兵器の開発と運用には自信あるからな! 目にモノ見せてやろうじゃねーの!」


メタ情報:

 異世界トンデモ技術で造られたロボットを運用するメカニック。一人で何体もロボットを同時制御して戦ってくる。召喚銃に弾丸を装填して引鉄を引けばクソデカロボでも即召喚できるため、地味に対応力も高いかもしれない。

 戦術の類いにも通じているため、その気になれば一人で軍隊運用するレベルの芸当もできそう。ワンチャン黒抗兵団の指揮にも回れるかもしれない。

 

 弱点は「特になんの特攻も持たない」点。対竜戦では防御くらいしかできない、ので何かしら加護を貰う必要がある。

 カーティス本人に戦闘力がないのも弱点っちゃ弱点だが、彼の扱う兵器は自律戦闘するし「コマンダーズブレイン」を使えば誰でも制御できるため、最悪カーティスが戦闘不能になっても他に指揮ができる人材がいればさしたる問題にはならない……と思う。

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