エスケープ フロム てぃんだろす

解説 クトゥルフ神話におけるティンダロス

【ツクール×カクヨム　ゲーム原案小説オーディション　逃げる部門作品】

さて、みなさんは、あの一部で有名なコズミック・ホラーである

クトゥルフ神話をご存じだろうか？

現代は太古の異形の神々が戦い、眠りに付いた僅かな平和な時間

いずれ目覚める神々によって人類が滅びる事を予感させる

独特の世界観を持ったホラー小説である。

この作品の中には異形の神々以外にも様々な異形の怪物が存在し、

今回説明するのは、その中の１種であるティンダロス、

またはティンダロスの猟犬と呼ばれるモンスターである。

このモンスターに１度狙われると、部屋で寝ていようが、地下室に籠ろうが

どんなに部屋を密閉しても襲って来る。

異次元の存在であるティンダロスにドアも窓も関係なく

部屋の隅に突然煙が立ち、そこから襲い掛かってくる。

全ての角（かど）が彼らの出入り口になるので、

ティンダロスを避けるためには部屋の角を１２０度以上の大きな角度で作るか、

もしくは曲面で部屋を作るしかない。

そして・・・・ティンダロスの姿は見えない。

猟犬と呼ばれる事から四足歩行すると考えられているが・・・・

そう、その姿を見た者は誰もいない