通り過ぎた雨に
細い肩を濡らしてあなたが立っている
夏祭りの花火も
やがて秋祭りの太鼓の音に変わり
悲しいほどに忘れ難きは
通り雨
その肩を抱いてあげることもできずに
過ぎ去りし日の思い雨
マルセリーノ 拝
千恵ちゃん! 通り雨の連詩ってどう?
馴れんことするから標準語になってもうたわ!
ほな、またね、やで。
作者からの返信
マルちゃん
あれは夏祭り
花しょうぶの浴衣
結い上げた髪
赤いかんざし刺して
慣れない赤い鼻緒の下駄
離れぬように
あなたの手を握りしめ
花火を見上げた夜
帰り道
通り雨
濡れないようにと
抱き寄せた腕を
今も忘れない
花火の音が
秋祭りの太鼓の音になっても
肩に触れた腕の感触を
忘れられないでいるの
夏の夜
通り雨
過ぎし日の優しい思い雨
素敵な連詩をありがとうございます。マルちゃんが連詩を創ってくださったのは初めてですね。
嬉しくてお返しの連詩を寄せてみました。
マルちゃんの詩の雰囲気を壊さぬように繋ぎました。
気に入っていただけたら嬉しいです( 〃▽〃)
応援、連詩をありがとうございます(* ´ ▽ ` *)
編集済
通り雨のあと
残った水たまり
映っているのは
青空だろうか
それとも
星空だろうか
水面に反射した
虹の輝き
月明かりの面影
葉っぱの先
したたる水滴を手に取り
そっと口にすれば
なんだかちょっぴり
しょっぱい気がした
…酸性雨?(*´Д`*)
作者からの返信
TiLAさま
通り雨のあと
残った水たまりに
映るのは
流れる雲に重なるように
笑うあなたの笑顔
雲の隙間から
射し込む光が
キラキラと一緒に輝いているよ
夜の星空を映すなら
水たまりの水面が揺れて
イルミネーションのように
煌めいている
通り雨のあとは
あなたとふたりで
水たまりを
けん、けん、パッと
飛んでみたら
面白いだろうね
手を繋いで
離さないで
そんな甘酸っぱい
気持ちを抱きしめて
素敵な詩と応援コメントをありがとうございます。
連詩にしてみました(* ´ ▽ ` *)
頭の中にすごく自然とその風景が描かれる
感嘆の息しか出てきません
その風景の中にまた、情感が乗っていて自分の中の何かを刺激する
素晴らしいひと時をありがとうございました
また、来ます
作者からの返信
歩 さま
ひとつひとつを読んでいただきありがとうございます。
私が詩を描く上で重きを置いているのは読み手の方に、詩の内容を絵のようにイメージとして浮かべていただけることです(*^^*)
だから、歩さまが描いて下さったことはとても嬉しいことでした。
ありがとうございます!
またお気が向かれましたらお待ちしています( 〃▽〃)
応援コメントをありがとうございます(* ´ ▽ ` *)