第3話 これから……リスタートだ…!
俺は、ステータスを見て思ったのだ。
〜ステータス一覧〜
性別 男性
種族 世界/創造主/覇王/原初/元素/人間
加護 神 (アザトース、ゼウス、バンドラ)の加護、 熾天使 (メタトロン)の加護、堕天使 (ルシファー)の加護、 世界の加護、 原初の加護
ジョブ 【転生者】と 【叛逆者】 と【原初者】と【賢者】
固有能力
【熾天使ト堕天使ノ断罪スル法皇-セラス・ドジャッジメント・ホープ-】
【皇天魔帝王-インペリアル・キング・エンペラー-】
【七元神火-シチゲンシンカ-】
【魔神王書庫-アカシック・レコード-】
これを見て……俺は確信した。
「なぁ、 未来虹…」
と、俺は言った。
すると、未来虹は…「ん?」 と返ってきた。
そして、俺は未来虹に向けて言った。
「俺……。未来虹の仲間になりたい!
未来虹の傍で援護したい!」
━━━━━━━━━━すると……未来虹は黙った。
「じゃ、 未来……。
私の正体を言うから…これで判断して……」
と、深刻そうに未来虹が言った。
「僕は……女だよ。」
俺は、分かっていた。
基本……勇者は仲間割れした時や、
仲間に攻撃されてる時などのシチュエーションの際は…何としても、歯向かう。
これは、男も女も基本だが…
未来虹みたいな女々しい性格では……
勇者は、厳しい事かもしれないが…
向いては…居ない。
……そして、1番の痛手は未来虹は天才じゃなかった上に…何か賢者たちに弱みを握られているんだろうな……と、思ったが、やはりそうか。
未来虹は……そう考えると女性と言う説は妥当…か。
そう考えながら…
俺は、「そうか…」しか……言えなかった。
━━━何故、隠していたのか理由を話してくれた。
元々、 凪家は勇者候補の家庭だった。
男は、勇者を引き継ぎ...
女は、家庭を守れるような
強さにして……最強になれる遺伝子にする為、婿を作って、子作りをする。
その家庭に生まれた未来虹は、 兄が居た。
その兄は、事故死とされていたが……
実際は、 違う……。
俺が殺した賢者が事故死と思われる能力で殺したと言っていた。
そして、勇者候補が居なくなった。そんな時……
未来虹の能力が変化した。
実は、未来虹の兄が仕掛けたらしく……
死にかけの際に、命綱として用意していたらしい。
そのお陰で…未来虹は、勇者になれた……だが、
それを許さなかったのが……賢者…だった。
賢者は、この世界を統べる覇王候補だったらしく、その上を邪魔するものは……どんな手を使ってでも…消す。
消したとしても……世間や世界は、才能主義世界な為、どうでもなる。
だって、そいつが才能主義の卵だから。
だから、上に立てる者は…威張られる。
そして、どんな事をしても許される。
そんな悪意しかない奴らだったらしい……。
『なるほどなぁ〜。
だから……俺に賢者を殺せと言ったのか…。』
と、心の中で思った事を言った。
「ねぇ…未来。
これでも一緒に……行動できる…?」
と、聞かれて俺は、即答で言った。
「あぁ……もちろんだ!」
・・・と、俺の声の他に、別の声が……聞こえた……気がするが…まぁ、気のせいだろう。
「未来……大丈夫……?
声が二重に聞こえたんだけど……?」
『やはり、 そうだったか……。』
━━━━と、思いながら…俺は、明るく言った。
「気のせいだよ!
ささ、 今夜はもう遅いから……
あの宿で泊めてさせてもらおう!」
と、言うと…「うん! そうだね!」と、未来虹が言って宿に行って一晩…そこで、一夜を共に過ごしたのだった。
〜??サイド〜
「はぁ…あいつは気付かねぇ…のかぁ〜?」
「パンドラは、 よく演技していたなぁ・・・。」
本当だったら、 “俺” だけ死ぬ予定だった。
だが、あのバカ神(パンドラ) があいつまで殺したのだ。
「仕方ねぇ……ピンチの時は、助太刀するか・・・。
それまでは、出れないが……仕方ないだろう。」
だって、あいつは……今、めちゃくちゃ楽しんでいるしな…。
ただ、あいつの今のステータスで……未来虹の住んでる国……ジ・エンド大国を生き抜いて行けるか……が、不安だな……。
と、思っていた矢先に事件が起こった。
~未来虹の国のジ・エンド大国サイド~
「王様!! 大変です!!」
━━━━━━わしの息子に着いて行っていた仲間が勇者と息子を連れて来ずに帰ってきた。
「なんじゃ……? あれ……?
わしの息子はどうしたかね?」
すると・・・聞きたくない言葉を聞いた…。
「は、叛逆者により死亡しました。」
等々……復活してしまったか。
それに、あの息子がやられるとは、
中々・・・。やりよる。
「よし、 騎士連合軍に通達!
叛逆者を捕縛、抵抗するなら処刑しろ!!」
「ハァッ!!」
わしは、どうしても欲しいのだ。
わしの夢のために……な ! ! !
「フフ・・・フハハハハハハハハハ !!!!]
こうして、ジ・エンド大国は何かを企みながら……虹凪未来を狙うのだった。
何故、狙うのか・・・? そして一方、 虹凪未来の方は・・・。
何者かが、虹凪未来の中に居て……
緊急時に助けると発言していた!?
━━━━━━━━一体、どんな人物なのか...。
それは、神のみぞ知る物語だった…。
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