念願のステータスオープン
もうステータスはわかっているが、使えるんだからどんな感じか使っておきたいよな。
鑑定で自分見るのは魔力がいるから、ステータスオープンは魔力使わないかの確認しとくか。
「よし、いくか!ステータスオープン」
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名前:リオン・スペンダー
年齢:4歳
種族:人族
性別:男
状態:普通
職業:鑑定士
ステータス(基本能力値+特殊ボーナス値+装備値)
レベル:1
体 力:32/32(16+16+0)
魔 力:137/344(46+298+0)
攻撃力:5(4+1+0)
耐久力:5(4+1+0)
敏捷力:5(4+1+0)
精神力:5(4+1+0)
抵抗力:5(4+1+0)
スキル
体術LV2
魔法
魔力操作LV9、生活魔法LV3
エクストラスキル
鑑定LV7、身体強化LV4、魔力回復LV4
特殊スキル
魔力超回復
称号
【伯爵家次男】【魔力ハングリー】
装備
武器:なし
防具
頭:なし
胴:なし
腕:なし
腰:なし
足:なし
アクセサリー(首):なし
アクセサリー(腕):なし
アクセサリー(指1):なし
アクセサリー(指2):なし
アクセサリー(特殊):なし
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鑑定結果よりも色々増えたぞ。ステータスの基本値が分かったな。魔力はやはりスキルとかのボーナス値が大きいな。
特殊スキルに称号、装備も確認できるのか。魔力消費もなしと、すごいな。
普段着を着ているのに、防具なしになっているようだ。ゲームとかでよくある防具に分類されるものじゃないと装備したことにならないのだろう。
魔力回復系のがあるな、特殊スキルの魔力超回復。これで魔力の回復力が高いんだな。まずはこれから調べてみるか。
「魔力超回復〈鑑定〉……あれ?見れないな。どうしてだ」
一応称号も鑑定してみたが、見れなかった。ステータスオープンのは鑑定出来ないのかと思ったが、生活魔法を鑑定したらこちらは出来た。
人物鑑定で見れるもの以外は詳細鑑定出来ないのかもしれないな。
しょうがない。鑑定のレベルが上がった時に、魔力超回復は確認しよう。あと称号もか。魔力ハングリーって何だろうな。
「あと、忘れてたけど鑑定士を見てみるか。〈鑑定〉」
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鑑定士:エクストラスキル〈鑑定〉を覚えた者が就く事ができる職業。
効果:〈鑑定〉時に相手の抵抗値を無効化する。(物などに対しては抵抗値を低下させた状態で鑑定できる)
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なるほど、やはり鑑定が関係していたようだな。
効果の方は納得だな。コウガの抵抗値がどれくらいかわからないが、普通なら妨害とか鑑定不可とかになると思われるからな。
あと、物などとあるから、スキルや魔法で防御するとかアイテムでも似たようなのがありそうだな。それを突破する事が出来そうだ。単純に物によっては魔法抵抗値があるとは思うけどね。
そうだ、生活魔法のファイアを鑑定して使えそうだったらここで使ってみるか。そこまで火が強くなさそうなら、ウォッシュもあるし、火事にはならないだろう。多分。
「ファイアを鑑定」
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ファイア:指先から小さな火を起こす
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小さな火ってことは、マッチとかライターみたいな感じかな。これなら使っても良さそうだな。よし。
「〈ファイア〉」
ぽっという音とともに、小さな火が灯った。
「完全にマッチの火だね、ファイアじゃないね、これ」
ファイアと呼ぶにはお粗末な小さな小さな火が灯っている。プチファイアとかミニファイアと呼ぶのがいいと思う。
まあ、呼び方はさておき、これなら火事になる心配もないし、おそらくマッチやライター等と同じような使用方法とみていいだろう。生活魔法らしく非常に便利な魔法のようだ。
生活魔法はかなり便利な魔法ばかりだな。速めにレベル上げといた方がいいような気がするな。魔力消費が今のところ1ばかりだから、すぐに上がるような気がするしね。
とはいえ、鑑定が一番上げたいから、鑑定後の余った魔力でファイアを使っていくことにしよう。
生活魔法が上がり終わったら、体術と身体強化を上げていこうかな。
もう少ししたら5歳になるから、剣の稽古も始まるな。剣術スキルも覚えられるはずだ。上げたいスキルが増えていくな。うんうん、良い事だ。
「大分現状を把握できたな。あとは魔力使い切ってから寝ようかな。とりあえず、机を〈鑑定〉」
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名称:机
状態:良品質
価値:Eランク
詳細:ガグの木で作られた机。とても丈夫。
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物の詳細情報を見られるようになったんだったな。ガグの木がどんな木かは分からないが、とても丈夫ということはいい机ということだな。あと状態も良いから良品質に変わったな。この机がいい物って事はわかった。
それから扉や椅子、タオルやベッドなど、どんどん魔力がなくなるまでいろんな物を鑑定していった。
鑑定出来なくなってから、残りの魔力はファイアを使って生活魔法のレベル上げに励んだ。毎日コツコツが大事なのだよ。
そして、いつも寝る前にウォッシュとドライをするのに、ファイアのレベル上げで魔力を使い果たし、ウォッシュとドライを使わずに寝る破目になってしまった。
お風呂には、入ってるからいいんだが、毎日使ってると使わない時の妙な気持ち悪さは何なのだろうか。そう思いながらゆっくりと眠った。
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