飢餓降臨
【クラス】ボス
【名称】蹂躙怪獣『キングヌル』
【種族】巨大怪獣
【性別】不明、単体なのかもわかっていません。
【出現場所】
外宇宙より飛来、リージョン外東側に着陸後、あらゆるエネルギーを吸収しながらシュヴァルトヴァルトへ進撃してきます。
【強さ】★★★★
【武器】
・畏怖
その外観と食い尽くされた世界は唯一無二の絶望として見るものの心に大きく傷をつけます。
・多頭
多くの頭を持つが故に、一つ一つが独立して活動できます。また一つ二つ落とされても意味がなく、その全てを殺さねばなりません。
【特殊能力】
・全吸収
頭一つ一つが持つ牙はこちらの物理法則を超えた『何か』であり、正体は不明です。破壊されると消滅します。
この牙は触れたものからあらゆる種類のエネルギーを吸い取ることが可能で、単純な熱や物理運動、磁力に電力に魔力や呪力も吸収して餌に変えます。なのであらゆる攻撃を無効化できます。
噛み付かれた物質は不可逆な灰となって崩れ去ります。
弱点としては頭一つにつき一度に一種類のエネルギーしか吸収できないため、複数同時に攻撃を受けると一つ以外はダメージとなります。ですがその隙を多頭が補っているので言うほど弱点ではありません。
・浮遊
全吸収の影響により自身への重力を食らうことで雲のように浮かんでいられます。更に食べる量を操作することで推進力を得ます。
また大地に噛み付いた場合、周辺の重力が途絶え、石などが宙に浮かぶようになり、巻き上がった灰を雲のようにして纏っています。
その際、独特の金属音を鳴らし、鳴き声ともテーマソングとも取れる音色を奏でます。
【容姿】
黄金の蛇が無数に絡み合って一つとなっています。それぞれ繋がっているのかは不明ですが、統一の意思が確認できています。
重力下では直径約300mの薄い円盤状で宙に浮かんでいて、そこから雨のように頭を下ろし、吸収します。
頭一つについては、首で直径1mほど、トサカに赤い瞳、黒色の鋭い牙を持っていますが飲み込む喉には続いていません。
それが推定でも1000以上、更に吸収が進むと枝分かれのように増えていきます。
【性格】
全てに頭が飢えており、とにかくエネルギーを吸収しようと首を伸ばします。
攻撃を受けてもそれらをエネルギーの高い餌が飛んできた程度にしか認識しておらず、ダメージも食べ損ないとしか感じていません。
一種で完結しているためか他生物に興味がなく、ただ食べるだけです。
それでも味の好みがあるらしく、より大きく珍しいものを求めています。その中でも生命エネルギーは特別らしく、生き物を積極的に狙います。
なお、一番の狙いは女神で、その味を求めて中心へと向かっています。
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