奇々貝々

【クラス】逸脱者

【名称】貝塚『シェルフィッシュ』クラム

【種族】人間

【性別】男

【出現場所】基本はアクエリアス近辺で活動してますがそれ以外でも、フロストマキア以外でなら見かけます。

【強さ】★★★☆☆

【武器】

・海洋生物学

ホタテの研究で博士号を取得した大学の助教授で、相応に等しい知識教養を備えています。

また研究の関係上、小型ボートの運転や水泳など水辺に関するスキルに通じています。

・ダイビングナイフ

チタン製で持ち手が蛍光イエローの水中用ナイフです。

先端が平でこじ開けるのに適していたり、峰部分がノコギリ状になっていてロープが切りやすかったりと武器ではなく道具として設計されています。

それでも動脈を狙えば凶器となります。

【特殊能力】

・サモンシェル

色々な貝類を召喚できます。

貝は元の世界に生息するものではありませんが独立した生命体で、知能が低いもののある程度の指示には従い、また味方には攻撃しません。

スケイルオイスター、服の上に無数の牡蠣を貼り付けて鎧とします。強度はさほど高くはありませんが壊れて衝撃を吸収するため防御力は上がります。

トラシャコ、牙のようなトゲトゲのあるシャコ貝です。噛み付くように挟み込み、放しません。

シールドアバロン、腕に張り付くアワビです。硬くて盾として機能します。美味しいです。

ドリルサザエ、腕を突っ込む巻貝です。どのような仕組みなのか回転して相手を引き裂きます。

ニードルボット、人の頭ほどあるイモガイです。軟体性の管を伸ばし、先端から貝毒の銛を打ち出します。

ホロミラージュ、蜃気楼を作り出すアサリです。周囲の景色を屈折させることができますが、そのためには水に浸かっている必要があります。

【容姿】

年齢は三十代半ば、日に焼けた肌に海水で脱色した赤髪を短く切りそろえています。

端正な顔立ちで高い知性を感じさせますが、鋭い眼光と身長199cmでマッチョな身体とで威圧感があります。

紺色の帽子に白の長ズボンにオレンジの長袖を好み、防水性のスニーカーや蛍光イエローのライフジャケットなどヨット乗りか釣り人のような格好をしています。その上で白衣を羽織っていたりもします。

【性格】

静かに情熱を滾らせるタイプで、無駄を嫌い、常に冷静に物事を観察します。その一方で解決酒へは直線し、早期決着をつける大胆さもあります。

貝は興味深い存在ではあっても愛しているわけではなく、普通に食べます。

上記の通り海洋生物学者で遭難事故によりこの世界に連れて来られました。女神とはこちらの海の生態系についてのアドバイザーも務めており、そこそこ高い地位にもいます。

一方で、自身を含めた転生者召喚者の存在を危険視しており、特に生命進化の積み重ねを飛ばして得られたチート能力に関しては、遺伝子組み換えや外来生物と同様の理由で危険視しています。

表立っての犯罪歴は確認されていませんが、その過激思想を論理的に展開する影響力と、正当防衛とはいえ幾度か能力者を再起不能にしていること、遠回しながら女神の事業に対して反対していることからテロリスト予備群として密やかに暗殺指令が出てたりします。


台詞候補

「俺はただ事実を述べている。それは無駄なことだ」

「お前のその能力は一生物は持ってていい範疇を超えてるぜ」

「貝のように黙るがいい!」

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