温泉擬態

【クラス】ボス

【名称】ビバノン(現地語で温泉の意)

【種族】ワーム(絶滅危惧種)

【性別】メス

【出現場所】ミナレットスカイ中腹にランダムで現れます。

【強さ】★★☆☆☆

【武器】

・イーユダナー(現地語で水蒸気光線の意)

体内の温度が80℃近くまであり、それで水をお湯に沸かしたものを吹きかけて蒸し焼きにしたり霧を張って身を隠したりします。

本体の体は石のように固く、また中に気泡があるため熱に強いです。

【特殊能力】

・アーコリャコリャ(現地語でアーコリャコリャの意)

地面から上向きに口だけだ出し、舌のような器官で底を作った中に熱々のお湯を溜めて待ちます。

周囲の気温が低いと野生動物や登山人が近寄り、わざわざ食べにくい服や装備を外した上で、中に入ります。

お湯にはリラックスさせる効果、に見せかけて筋弛緩剤に近い成分が混ざっていて、浸かりすぎたり飲んだりすると全身に力が入らなくなります。

そして一定時間後、舌をどかして落とすと同時に口を閉じて捕食します。

【容姿】

全長60m太さが7mほどの巨大なワームです。

目などは退化していますが前身で振動を感じ取り、餌を探せます。

スッキリとしたフォルムで、同心円状のチョココルネを連想する人もいます。

外皮は灰色のゴツゴツした軽石のようで、ですが硬いです。

噛む力が強いので岩などもくり抜いて進めますが、移動速度は低いです。

【性格】

虫なので知性と呼べるものはほぼありません。

ただ常に非常に飢えており、攻撃されても逃げたところで飢え死にだと最後まで暴れます。

昔は大量にいたらしいのですが、それ故に有名になりすぎて引っかかるものがいなくなり、人がいなくなったのも重なって数が非常に少ないです。これが最後の一匹かもしれません。

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