【探偵もの】焼失トリック事件

minim

第1話

はぁー、金がねぇ…!お腹すいた…、カップ麺食いてぇよぉ…、

金が欲しい、仕事はしたくない…

ぴぴぴぴぴぴ…その時携帯が鳴る、、

ちっ、分かった、依頼の電話だ…、俺はしぶしぶ電話に出る

あっ、探偵さんですか、?あの、私を守ってほしいのです…

守ってくれたら、依頼金を500万円

支払います、お願いします、、

500万円だと!いよっしゃあ、オーライ!やったるぜ!


俺は今日行ってもよかったが、次の日の朝、

依頼の地である一つの島を訪れた…依頼主は相当の

金持ちのようだな、俺はそこではっとする、

向こうに焼ける煙が見える!空高く伸びる煙、

その出る先はひとつの焼け跡だった、俺は焼け跡に近づくと、

それを止める者があった


まだ、燃えています、危ないから近づかないように、、

私の家でお話を聞きます

俺はその家にご厄介になることにした、

その焼け跡から5分ほど歩いたところにその家はあった

ああ、その依頼人は私の弟ですよ、

昨日の火災で死んでしまったね…、

ふふふ、探偵さん、あなたにはびた一文払いません、

お帰り下さい!


事件は昨日の夜、起こったそうだ、そして、兄の家族は、昨日の夜は片時も

離れずにいたという、、そして、厄介なことに、

家での家族の様子を、画像に撮って、

SNSに配信していたというのだ…、

確かに兄の家族は、兄の家にいたようだ

途中、外に出る様子はあるものの、2分と経たずに家に戻る、

つまり、弟の家による暇は無かった


ということだ、私もわかりません、なぜ弟が自殺したのか、

確かに家に引きこもり、病んでいたと

思いますが、親父の遺産もつがずに居なくなるなんてなぁ…、

ハハハハハハハハハハ…!こいつ、

俺はSNSの写真を見る、すると、気になる写真があった…、

ハッピーバースデー、トゥーユー!

謎はすべて解けた!俺は家族を呼び出すと、謎解きを始める、

なぜ、あなたたちはひと時も

離れなかったのに、弟さんの家に、

火をつけることができたか?簡単です、その家は

弟さんの家ではなかったから、いや、弟さんの家でもありながら、

あなた方の家でもあったからです、

そう、あなた方は、弟さんと家を同じくする家族だった…


だが、遺産を巡る争いで、ひきこもりの弟さんが

邪魔になったのです、だから作り上げたのです

元の家とまったく同じつくり、同じ内装の家を!

そして、弟さんが引きこもる家で、

ハッピーバースデーの写真を撮った後、

家に火をつけ、火事から逃げた…、走って逃げたから

2分足らずで新しい家についたのです、あなた方は何食わぬ顔で、写真を撮った

家が変わったことなど、気づかぬように、

元の家はひきこもりの弟さんとともに、燃えて消え

証拠はすべて消えてしまったのです、


ただ一つの証拠とも言えない証拠は、とまどっている

あなたのお子さんの写真です、しかし、

あなた方にいい話があります、あなたのお子さんは

逃げている間、目を閉じ、おんぶして、

意味が分からなかったことでしょう、私も幸せな家庭を

みすみす壊すことなどできない…そこで、私に毎日のご飯代を奢ってくれることで、

手を打ちましょう、どうです?シースー!シースー!


はい、はい、私を許して下さるのですね?

もちろんですとも、すみませんでした、ご飯代、払わさせていただきます、!

うえーん、うえーん、明日もお寿司、食べられるよね!

ええ、そうよ、探偵さんのおかげで

お寿司食べられるわよ、でも、これからは、

回転ずしで我慢しなさい!そうして、今日の事件も

無事解決した…、フフフ!明日は旨い寿司屋に行くか!そうだ、明後日も!


終わり

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