コタツの葛藤
樹「ねえ柊くん、今年の冬はコタツ買おうよ! 僕の家にはなかったけど、子供の頃友達の家で初めて入ってね。最高に気持ちよかったんだよー」
柊「コタツかー……俺の祖母の家にもありました。いかにも冬らしくていいですよねー。
『……それに、樹さんと一緒にコタツでみかんとか、鍋とか……いいよなあ……♡♡』
じゃ、寒くなってきたら買ってみます?」
樹「やった!! うちにもとうとうコタツができる!」
柊「……『でも……どうなんだろう?
あんなに気持ちいいモンがうちにあったら……ますますズボラになるんじゃないかこの人?……もう一生立ち上がらないかもしれない……「柊くんみかんと新聞取ってー!」とか、「テレビのリモコンがあんな遠くに!」とか絶対言いそう……100%パシリだろ俺……。
……でもでも、やっぱり一緒にみかん食べたいっ……!!』
……うーーーーーんっっ」
樹「……柊くん? どうしたそんなに唸って!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます