JUDGE鮮血の執行者
@janku0801
第1話 プロローグ
とある高層ビル、世界的とまではいかないがそれなりに大きい企業が持つビルその会社の廊下を1人の男が歩いてゆく、通りすがる社員たちに軽く挨拶を返しながら、社長室へと向かう男、社長室はカードキー式のロックとなっておりなぜかここだけ厳重にロックされていた部屋へと入出する男本来無人のはずのその部屋へ先客がいた、その人間は男を見けると「お待ちしてましたぜ、社長さん」と言葉を放つ、十代後半くらいの男だった赤いパーカーに身を包み、首元には自棄に機械的な首輪が付けられていた、そんな男に社長と呼ばれた男は「誰だ君はどうやって入った」当然の疑問をぶつけるが男は「あーあんたを始末しに来たんだよ」と言い放った。
「イヤー大会社の社長社長さんが、まさかこんなことしてるとはね!!」そう言ってパーカーの男が部屋にあったドアを開けるそこには複数の女性が鎖に繋がっていた様々な女性がつながっていたその光景を見て、「ち、違う!!私はそんなもの知らない」あわてて取り繕う社長、しかし男は「いやもういいって、あんたのことは調べついてるから最近の女性放火殺人事件もあんただよな」核心を突かれた社長はついに本性を現した。
「ああ、そうだとも私がやったさ・・どうやったか知らないが知られたからにはここで消えてもらうぞ」社長の掌から炎が出てきた、今にもパーカーの男に飛びかかる寸前だった、そんな社長に男はナイフを取り出し「やっぱり『カルマ』持ちだったか相変わらずすげーなおれ達の組織の情報網」呆れながらつぶやく男に社長は飛びかかり「何をごちゃごちゃと、跡形もなく燃えてし、、」言葉は最後まで続かなかった、なぜなら社長の首がまるで鋭利な刃物に切られたかのように切り落とされたからだ、首先から大量の血を出す、社長だったもの男はそれを見ながら携帯端末を取り出すとどこかへ連絡を取り始めた「終わったぞ、とりあえず行方不明だった女性達も発見出来たぞ保護と後処理頼んだぜ」それだけ伝えると連絡を終え今しがた争った男を見下ろす「悪いな、俺達JUDGE《ジャッジ》に狙われた自分を恨んでくれそう言って男は立ち去って行った。
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