キャンプで流しそうめん?

将源

第1話


どうして、みんなでキャンプに行くとバーベキューになるのだろうか?焼肉は美味しいし、手間がかからない。でも、これほど毎日暑いのに、わざわざ火を焚いて焼肉しなくてもいいじゃないか。でも、お弁当では盛り上がらない。子ども達もいまいちテンションが上がらない。


「流しそうめんをやろう」

竹を割って上から水で流す。

「それはいいなぁ」

情緒があって楽しそうだ。

しかし、水はどうする?竹をどこで手に入れる?広い場所があるのか?いつも行く河原では無理か。


諦めかけたその時、

「流しそうめん機を持っていけばいいんじゃない」

妻のひと言で決まった。そうめんも茹でてタッパに入れた。麺つゆ、薬味もクーラーに詰め込んで出発する。


子ども達は川遊び、テーブルに流しそうめん機を置いて準備する。

「流しそうめんやるよ」

子ども達は走って帰ってきた。

そうめん、ミニトマト、きゅうりも流してカラフルだ。子どももワクワク、パクパク食べていた。

大人も涼しく食べられた。


キャンプで流しそうめん、おいしいなぁ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

キャンプで流しそうめん? 将源 @eevoice

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ