ぎこちない自然

三文字

ぎこちない自然

過ぎ去っていった日々を思えば 思い出すのもなおさら無駄で

足元を見て見飽きないのは どうしてこれほど愉快なものか

僕の過去は大過去 はぐれ者 流れ旅 時代遅れの男

だから自分の時代がわからない 言ってることでは僕には足りない

僕は馬鹿で面倒な両刀使い 形式と実質の皿回し

くだらない理論 サイバネティクス

未来のパラダイムは他の皆に取られて 奇蹟や無常の間をクルクル彷徨っている

アホも七癖 困った白痴の天才 もっともらしい口から出まかせの裏には

ふざけた字で論理のレイヤーが組まれて そのくせ中の人が家出をしていたり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ぎこちない自然 三文字 @threeletters

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る