Playなんかしたくねぇ

篠宮が俺に向かってCamuと言うその言葉は、俺の頭の中にどの音よりも響いて本能がこいつの命令を喜んでいる証拠だった。俺は理性を手放して本能のままに篠宮のもとへ四つん這いの格好で向かった。

「フッ…イイ子だな」

違う…俺はこんなやつなんかに簡単に従うほど弱くなんかない!

「何がイイ子だな、だよ!俺は最後までお前に従いなんかしねぇからな!」

クソっ…体が重だるいこいつのコマンドを聞いてからだ早く終われ!

「おい、俺に向かってstripしてpresentしろ」

ハァ!?なんでこいつの前で服を脱がないといけねぇんだよ!しかも、presentしろって…。クソ…手が自分の意志に関わらず勝手に服を脱がしにかかる!イヤだ…こんな屈辱的な思いはしたくない!

俺は、なけなしの理性を取り戻して手を自分の意志で止めた。

「へぇ〜、俺のコマンドを拒否出来るんだ…面白いね。もっとコマンドを試したくなるよ」

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