休憩

数時間後…

こいつ…まじで夜通し勉強させるつもりかよ!そろそろ休憩位しても良いんじゃねえか?

「な、なぁ?そろそろ休憩でもしねぇか?ずっと椅子に座っとくのはきつい」

俺が篠宮にそう言ったら俺の方を向いて意外にも…

「確かにそろそろ夜ご飯の時間だな。まぁ…そろそろ終わっても良いか、どうせこれからも毎日勉強会だからなぁ?学年成績1位のこの俺が直々に教えてやるんだから有り難く思えよ?」

まじで性格が歪んでやがる!勉強が嫌いな俺に向かって嫌味ったらしく「教えてやるんだから有り難く思えよ?」って言いやがった!俺は、留年するかもしれないから仕方なく勉強をしているだけでそんなこいつみたいに賢くなりたいわけじゃねぇんだよ!ほどほどで良いんだ。

「夜ご飯を作るから工藤は先に風呂に入ってくれ」

「分かったよ」

俺は、机の上に広げていた勉強道具をカバンの中にぶち込んで篠宮から渡された着替を持って風呂場に向かった。

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