学校に来い
「さてと…お疲れのとこ悪いけど明日は学校に来いよ」
なんだよあいつ!偉そうにしやがって!なぁにが、さてと…お疲れのとこ悪いけど明日は学校に来いよ、だ!しかも、Playするだけしたら自分はさっさと帰るヤリ捨てとか…最悪な奴だなぁ?学校にいるときは薄気味悪りぃ位のいい子ちゃんのくせに…あ〜あ、疲れた、ていうか俺…Subなんだな。親に言っておかねぇと後からうるさそうだしな、とにかく帰るか。俺がよっこいしょと言って起き上がった時俺の心配もせずにさっさと自分だけ部屋から出ていった篠宮がタオルを持って帰ってきた。
「ほら、水で濡らしてきたからこれで体を拭け」
そう言って濡れたタオルを俺に向かって投げ渡してきた、なんだよ…ヤリ捨て男じゃなかったんだ。
「無理させたけど体は大丈夫か?」
なっ!…コイツ、アフターケアをしているつもりか?俺が後々、気に病まないように心配しているんだ…。さっきはあんなにも激しいPlayをしてきた奴とは思えない労り振りだなこれもギャップってやつか。
「体は大丈夫だ、お前に心配されるほど俺の体は軟じゃない」
「そうか…それもそうだな俺のメンバーにまで喧嘩を売る奴だしな」
やけにトゲのある声で言ってくるなぁ?まぁ…俺がコイツの仲間に喧嘩を売ったからこんな目にあった訳だし自業自得だったってことだな。でもあんなことをしなくても良かっただろ…先程の初めてのPlayでされた光景が頭の中に浮かんだ為恥ずかしくなり、篠宮と顔を合わせたくなくて「タオルありがとう…俺はもう帰るからな!」そう言って渡されたタオルを篠宮の手に押し付けて走ってさっさと帰ったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます