創造の天使 ナタニエル(討伐済)
【クラス】ボス
【名称】ナタニエル
【種族】天使
【性別】女性
【出現場所】Cs-8:神造巨人ヴァリス
【強さ】★★★★☆
【武器】天地乾坤の槌
武器であり、道具でもある、ナタニエルが持つ唯一無二のツール。
数々の逸話となった槌の大元ともされており、かの雷神の槌のように投げつけると雷のようなスピードで相手の頭蓋骨を打ち砕き、杵や臼をたたけば食料や金銀財宝が無限に生成される。
それだけでなく、その場で金属や岩石を加工して即席の神器を生成することも可能であり、使い捨てとはいえ竜や悪魔などは弱点を突かれる可能性が極めて高くなる。
【特殊能力】
神性介入:
女神様ではない別の上位存在の加護を受けている。
ナタニエルへの攻撃はダメージが90%強制的にカットされ、女神リアによる奇跡の付加効果も無効化する。
この効果を無効化するには、かなり上位の神族による介入が必要。
無限の神器:
ナタニエルが槌を一振りするだけで、周囲に大量の武器が召喚される。
その数は優に数十万を超え、配下の天使に装備させることもあれば、そのまま相手にぶつけることもできる。
飛んでくる一発一発がミサイル並みの威力になるので、防御手段を持たない軍隊であれば、この攻撃だけで一撃で壊滅させることもできる。
ホムンクルス生成:
ナタニエルが作るのは武器だけでない。
死体やゾンビなどがあれば、問答無用で下級天使へと生まれ変わらせて手駒にしてしまうほか、生きている人間ですらも弱ければ洗脳してそのまま自分の駒として扱う。
ナタニエルにとって人間もまた一つの素材に過ぎないのだ。
天使の梯子:
「薄明光線」と呼ばれる自然現象に似た光・炎の複合魔法。
空に暗雲を呼び寄せ、一時的に周囲を暗くした後、暗雲を切り裂く強烈な光でかなりの広範囲の敵を焼き尽くす。
その性質上、一度発動して攻撃になるまで30分という長い時間を要するが、一度発動すると止める手段はなく、その威力は余裕で街を一つ消し飛ばせる。
雲を散らすような、いわゆる天候系の術で妨害されるのが唯一の欠点。
【容姿】
長い茶髪をツインテールにしており、頭にお団子を二つ作った髪型をしている。
白いローブに加えて羽衣のようなものを羽織っており、どことなくアジアンチックな雰囲気がある。
スィーリエお抱えの大天使の一人で、大天使の中でも新参ながらもその能力により女神から重宝されている。
「創造の天使」の異名を持つ通り、物質面でも文化面でも「創る」ことに長けており、才能のある人間にはさらなる才能をもたらすことがある。
しかし、その本質は「世の中には有能な人間だけいればいい」という、某宇宙大将軍のような選民思想の持ち主であり、もっと言えば彼女にとって人間とはあくまで創造の道具の一つに過ぎない。
才能が開花しているうちは積極的に伸ばそうとするが、枯渇するともう不要とばかりに命もろともすべて召し上げてしまう。
ましてや、無能な人間などいるだけ無駄であり、即座に下級天使ホムンクルスへと変えてしまう。
エリア8に向かいつつある巨大な神像はナタニエルの最高傑作であり、危機の進行の際には自らがこの巨大兵器に搭乗し、愚かな人類を蹂躙せんとしている。
ちなみに、彼女はかのデストリエルや前回の企画に出ていたステラエルと同世代の天使であり、お互いの能力が比較的似ていることからそれなりに意見は合うようだが、やはり根本的に相いれないようで、しょっちゅう嫌味を言い合っている。
台詞候補
「"武器"とは私の作った物の事だ。 お前達の玩具とは違う!」
「生き物はすべて神が創りしもの。創るのも壊すのも、創造主の自由に他ならない」
「科学だの文明だの、人間が神になり替わろうなんておこがましいとは思わないの?」
・メタ情報
天使ではあるが、一部創造の力を保有しているなかなか侮れないやつ。
ナタニエルにとって、無機物も有機物もすべて「創造」の為の素材に過ぎず、被創造物が作り主に反抗するのであれば「処分」するのが正しい、という理屈で人間をゴミか何かのように破壊して、自らのホムンクルスの材料にしようとしている。
所有している武器はなかなか便利で、必中攻撃をかましてくるが、ぶっちゃけ必中武器くらいなら1秒もかからずに大量に鋳造できるので、天地乾坤の槌そのものを投擲してくることはほぼない。
その代わり、どっかの英雄王のごとく大量の武器を雑にぶつけてくるので、しのぎ切れるだけの防御、もしくは機動力が求められるだろう。
また、軍団で相手する際は「天使の梯子」が脅威になるほか、彼女との戦いで脱落者が出ると、その場でホムンクルスに変えられてしまう。
幅広い戦況に対応できる芸達者な敵だが、防御面の特技が神性介入くらいしかないので、削り合いに持ち込めれば勝機はあるかもしれない。
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